三菱「最新パジェロスポーツ」がスゴイ! “ゴツゴツボディ”&豪華内装の「将軍」仕様!? “ディーゼルターボ×4WD”の「パジェロスポーツSHOGUN」南アフリカ仕様とは?

世界各地で展開されている三菱「パジェロスポーツ」に、「SHOGUN(ショーグン)」の名を冠したモデルが存在しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

本格オフローダーな佇まいはまさに“砂漠の将軍”!?

 かつて日本でも販売されていた三菱「パジェロ」は、2021年に生産を終了しましたが、その名を継承したモデルは今なお世界中で活躍しています。

 なかでもひと際タフな見た目を持つモデルとして「パジェロスポーツ SHOGUN」が南アフリカ市場で展開されています。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。

タフ感高め! 三菱「パジェロスポーツ ショーグン」とは?
タフ感高め! 三菱「パジェロスポーツ ショーグン」とは?

 パジェロは、1982年から2021年まで4世代にわたり活躍した本格SUVです。

 パリ・ダカールラリーでの優れた戦績により、名車の地位を確立しました。

 そのパジェロのラダーフレームを活用したミドルサイズSUVが「パジェロスポーツ」で、初代は日本でも「チャレンジャー」の名で1996年に販売されました。

 現行のパジェロスポーツは、2015年に登場した3代目で、タイで生産され、日本では展開されていないものの世界各地で販売されています。

 南アフリカ市場で販売中のパジェロスポーツは、駆動方式や装備が異なる複数のグレードが用意されています。

 そのなかでも最もオフロード性能を備えているのがパジェロスポーツ SHOGUNです。

 ボディサイズは全長4825mm×全幅1815mm×全高1835mm、最低地上高218mmです。

 フロントフェイスには、アウトランダーやエクリプスクロスなど日本向け車種にも採用されている三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が際立ちます。

 SHOGUNは、パジェロスポーツの4WDモデルをベースに、オフロード性能を強化した専用装備が追加されています。

 全地形対応のオールテレーンタイヤを装着し、優れた走破性を発揮。

 また、エンジンから右のAピラーに伸びるシュノーケルを装備し、本格的なオフロード仕様であることを強調しています。

 さらに、「SHOGUN」の文字が刻まれたナッジバー、アンダーガード、ルーフレール、リアスポイラー、18インチホイールなど、随所にブラックのパーツが施されています。

 シートは3列7人乗りのレイアウトを採用し、全席が本革張りとなっています。

 シフトレバー周辺には、駆動モードの切り替えスイッチや電動パーキングブレーキなど、操作系が集約されています。

 基本的な安全装備や快適装備も充実していますが、パジェロスポーツの最大の特徴は、悪路走破性を重視した機能群です。

 その1つが「スーパーセレクトII 4WDシステム」で、ドライバーは路面状況に応じて4つの駆動モードをダイヤルで選択することができます。

 さらにパジェロスポーツには2WDモデルと4WDモデルがあるなかで、後者にはフロントとリアの駆動力配分が異なる3つのモードが用意されているのもポイントです。

 パワートレインは、最高出力133kW(約180馬力)・最大トルク430Nmを発揮する2.4リッターMIVECディーゼルターボエンジンを搭載。

 トランスミッションは8速ATで、SHOGUNの駆動方式は4WDです。

 なお価格は91万4990南アフリカランド(約726万円)からとなっています。

※ ※ ※

 日本では都会的なクロスオーバーSUVが人気ですが、力強くタフな本格クロカンの需要も根強いはず。

 パジェロスポーツSHOGUNの日本販売に関する情報は現時点ではありませんが、頑丈さを重視するユーザーには魅力的な1台と言えるでしょう。

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Writer: 山城颯太

理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。

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