チャイルドシートの着用、タクシーは? 急な乗車時でも幼児を守る安全策とは
6歳未満の幼児をクルマに乗せて運転するには、必ずチャイルドシートの使用が義務づけられています。レンタカーでも事前に予約すれば一緒に借りることができます。しかし急遽乗ったりするタクシーの場合はどうすればいいでしょうか。
チャイルドシート無しでもタクシーはOK?
6歳未満の幼児をクルマに乗せて運転するには、必ずチャイルドシートの使用が義務づけられています。レンタカーを借りる場合でも事前にリクエストしておけば、レンタルするクルマと一緒に借りることができます。しかし急遽乗ったりするタクシーの場合はどうすればいいでしょうか。
タクシーの場合、道路交通法上ではチャイルドシートの使用がなくても合法ということになっています。プロドライバーが運転するとはいえ、事故に遭う可能性がゼロではありません。
タクシーのみチャイルドシートを使用しなくてよいという判断は、安全性よりも利便性を重視されたものです。「タクシーだから事故が起きない」という保証ではありません。タクシーに乗っている最中の事故や自家用車でのもらい事故を体験している人からすれば、大いに不安になると思います。
実際、タクシーに使われている車両を見ると、多くが事故を未然に防ぐための安全機能「横滑り防止装置」や、側面衝突で乗員を守る「サイド&カーテンエアバッグ」も搭載されていない車両が多く、安全性からみると厳しいと考えます。
現在、事故を100%防ぐことは無理です。では可能な限り、お子さんを交通事故の被害から守るためにはどうしたらいいのでしょうか。
都内の大手タクシー会社にチャイルドシートの準備があるかを聞いてみました。
「当社はチャイルドシートの用意をしていません。数は少ないですが予約すれば準備してくれるタクシー会社はあります。ネットで簡単に調べられますのでそちらをご紹介します」。そこで教えていただいたのが、「taxi site」というサイトです。