スバル新型「“2列5人乗り”SUV」発表! 専用「ブロンズ仕立て」&“水平対向ターボ”採用! “ブラック×ブラウン”のインテリアも魅力の「フォレスター」最安モデルとは?

2025年4月17日にスバルは新型「フォレスター」を正式に発表しました。複数のグレードが用意されるなか、最も安価な「SPORT」とは一体どのようなクルマなのでしょうか。

新型フォレスター“最安モデル”の魅力とは?

 2023年11月に北米で6代目となる新型「フォレスター」が先行公開された後、2025年4月17日に日本仕様が正式発表されました。
 
 7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型フォレスターは、スバルのグローバル戦略の中核を担う正統派SUVです。
 
 なかでもエントリーモデルとなるグレード「SPORT」には、一体どのような特徴があるのでしょうか。

スバル新型「フォレスター」の最安モデルとは?
スバル新型「フォレスター」の最安モデルとは?

 フォレスターは1997年に初代モデルが登場し、コンパクトSUVへのニーズに応える形で誕生しました。

 乗用車とSUVの利点を融合したパッケージや、ターボ搭載のスポーツモデルが特徴で、4WD車としての高い人気を誇ってきました。

 今回の新型フォレスターは先進技術を惜しみなく投入し、どんな場面でもドライバーの期待に応える、信頼性の高いSUVとして進化しました。

 主なグレード構成は、ガソリンエンジン搭載の「SPORT」「SPORT EX」、ストロングハイブリッド(S:HEV)搭載の「X-BREAK」「X-BREAK EX」「Premium」「Premium EX」の全6種類です。

 ボディサイズは全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mm、ホイールベース2670mmで、全グレード共通となっています。

 そのなかでも最も安価なモデルとして設定されているのがSPORTグレードです。

 エクステリアは、そのグレード名にふさわしいスポーティな外観が魅力です。

 フロント&リアバンパーガード、サイドクラッディング、18インチアルミホイールにブロンズ塗装を施し、全体にアクセントを加えています。

 ボディカラーは、「クリスタルブラック・シリカ」や新色の「リバーロック・パール」など全8色を用意。

 一部カラーはメーカーオプションで選択可能です。

 インテリアは、2列シート5人乗りのレイアウトを採用し、ウルトラスエードと合成皮革を組み合わせたブラック&グレー基調のシートに、ブラウンステッチを施したシックなコーディネートです。

 本革巻きのシフトレバーやステアリングホイールにもブロンズ加飾を採用し、エクステリアとの統一感を演出しています。

 最安グレードながら、USB電源、ワイヤレス充電器、シートヒーターなどの快適装備が標準装備されている点もポイントです。

 安全装備には、ステレオカメラ、広角単眼カメラ、前側方レーダーを活用した運転支援システム「アイサイト」を標準搭載。

 窓の支柱を細くするなど、死角を減らす工夫で優れた視界性能を実現しています。

 ただし、高速道路での運転を支援する「アイサイトX」は非搭載されていません。

 パワートレインには、最高出力177PS・最大トルク300Nmの1.8リッター水平対向4気筒ターボ「DIT」を採用。

 低回転域から最大トルクを発生し、力強い加速感を提供します。

 また、8速マニュアルモード付きリニアトロニックCVTやパドルシフトも標準装備とし、スバル伝統のシンメトリカルAWDとの組み合わせにより、安定した走行性能を発揮します。

 なお新型「フォレスター SPORT」の価格(消費税込み)は404万8000円です。

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Writer: 紫苑玲

栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。

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