約30万円! ヤマハ「R15」がスゴイ! 超豪華な「クイックシフター」&「スリッパ―クラッチ」採用! パワフルな“VVAエンジン”搭載の「エントリーバイク」が印国で大注目!

ヤマハのインド法人は2025年2月、スーパースポーツモデル「YZF-R15」の累計生産台数100万台突破を発表しました。一体どのようなバイクで、なぜこれほど支持されているのでしょうか。

超豪華装備のエントリーモデル「YZF-R15」

 ヤマハ「YZF-R15」は、2008年に初代が登場して以来、インドや東南アジアを中心に高い人気を集めてきたフルカウルのスポーツモデルです。
 
 フラッグシップの「YZF-R1」や「R6」から継承された“R-DNA”を感じさせるデザインと走行性能が魅力で、現行モデルは2021年に発売された第4世代(V4)となります。

インド仕様ではビビットなレッドカラーもラインナップ!
インド仕様ではビビットなレッドカラーもラインナップ!

 インド市場では、高級志向の2輪ユーザーの増加に伴い、YZF-R15にも電子制御系をはじめとする先進装備が多数搭載され、スポーツバイクとしての完成度を高めています。

 日本では2023年からR15およびR125が正規販売モデルに加わり、注目度がさらに高まりました。

 デザイン面では、レーシングイメージを色濃く反映したLEDプロジェクターヘッドライトを備え、空力性能を意識したフロントフェアリングやグリップしやすいタンク形状など、実用性と美しさを両立しています。

 ハンドルはセパレートタイプで、前傾姿勢のライディングポジションを採用。

 LCDデジタルメーターはBluetooth接続にも対応し、スマートフォンと連携可能な先進機能を持ちます。

 足まわりには倒立式フロントフォークとリンク式モノショックを装備し、高い剛性とコーナリング性能を確保。前後ディスクブレーキにABSが標準装備され、安全性にも配慮されています。

 パワーユニットには、可変バルブ機構(VVA)付きの155cc水冷単気筒エンジンを搭載し、最高出力18.4馬力・最大トルク14.2Nmを発揮。日常使いの扱いやすさとスポーツ走行での力強さを両立しています。

 さらに、アシスト&スリッパークラッチや6速ミッションに加え、トラクションコントロールとクイックシフター(シフトアップ)も搭載され、エントリーモデルとしては異例の装備が充実しています。

 カラーバリエーションは「レーシングブルー」「ビビッドマゼンタメタリック」「インテンシティホワイト」「ダークナイト」「メタリックレッド」の5色が用意され、ホイールやデカールの仕上げもカラーごとに異なります。

 グレードは標準仕様のR15 V4と、より装備が充実した上位仕様のR15M(DUAL ABS)を設定。

 価格はR15が18万4400インドルピー(約30万円)から、R15Mが20万600インドルピー(約33万円)です。

 インドはR15の生産国ということもあり、比較的手ごろな価格で販売されており、スポーツバイクの入門機として魅力的な一台です。

 今後も多くのライダーから支持されるモデルであり続けることは間違いなさそうです。

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1件のコメント

  1. 日本ではこれよりも小さなR125が50万しています。R15を逆輸入で乗る人もいるとは思いますが値段的には魅力ですね。ただ、その場合修理等メーカーで受けれないので色々不便が感じられるので日本でもメーカーから販売して欲しいバイクです。

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