1リッター“30km”以上走る!「ガソリン高すぎ…!」でも余裕!? 燃費の良い国産車TOP3
ガソリン価格が高止まりしているなかで、注目されるのがクルマの「燃費性能」ですが、国産新車で燃費にいいクルマTOP3にはどのようなものがあるのでしょうか。
燃費の良い国産新車はトヨタばかり?
日々、クルマを運転する人が気になるのが「ガソリン価格」です。
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資源エネルギー庁は2025年4月16日に、同月14日時点の店頭価格としてレギュラーガソリンでは全国平均1リットルあたり186.5円と発表しました。
そんなガソリン価格が高止まりしているなかで、注目されるのがクルマの「燃費性能」ですが、国産新車で燃費にいいクルマTOP3にはどのようなものがあるのでしょうか。

近年のクルマは、世界的な環境性能の規制強化などにより昔と比べて燃費性能は格段と高まっています。
また日常的にも冒頭のようにガソリン価格の高止まりを背景に燃費がいいクルマに注目しがちです。
では、カタログに表記される燃費値(WLTCモード)において燃費性能が優れているクルマをTOP3から見ていきます。
今回の調査ではそれに並ぶ価格となり、これは前週の186.3円と比べ0.2円/Lの値上がり(3週連続の値上がり)となっています。
【第3位】
トヨタ「プリウス」(WLTCモード燃費:32.6km/L)
1997年12月に世界初の量産ハイブリッド自動車として誕生したプリウス。2023年1月には5代目が登場しました。
デザインは歴代モデルのイメージも継承しつつ、以前よりもスポーティさが増しています。
さらにボディ形状による空力特性では、ボディ前面に当たった風をどううまくボディ後方にスムーズに流すかが考えられ、燃費の向上に貢献。
パワートレインは、1.8リッターもしくは2リッターのハイブリッド車、2リッターのプラグインハイブリッド車を設定。
カタログ燃費(WLTCモード)はグレードや仕様により異なり、26.7km/Lから32.6km/Lとなり、「X(2WD)」が最も燃費が良いグレードです。
価格は275万円から460万円です。
【第2位】
トヨタ「アクア」(WLTCモード燃費:34.6km/L)
2011年12月、初代アクアがデビュー。現行は2021年7月に登場しています。
フルモデルチェンジにてホイールベースの50mm拡大や、シフトレバー位置の変更などを経て、居住空間や荷室空間の拡大を実現しました。
パワートレインは、1.5リッターハイブリッドのみです。発表当初は、世界で初めてバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載したことでも話題に。
そんなアクアのカタログ燃費(WLTCモード)はグレードや仕様により異なり、29.3km/Lから34.6km/Lで、「X(2WD)」が最も燃費が良いです。
価格は消費税込みで214万6000円から283万7000円です。

【第1位】
トヨタ「ヤリス」(WLTCモード燃費:36.0km/L)
2020年2月に発売されたヤリス。日本市場では「ヴィッツ」から車名を変えたカタチで登場しました。
スポーティなデザインが特徴な他、現在ヤリスシリーズとしては「ヤリスクロス」「GRヤリス」などもラインナップ。
パワートレインは1リッターと1.5リッターガソリン。1.5リッターハイブリッドの3種類を用意。ガソリン車は軽快でスポーティな走りなのに対し、ハイブリッド車はしっとりした上質な乗り味を楽しめるように味付けされました。
そんなヤリスのカタログ燃費(WLTCモード)はグレードや仕様により異なり、19.0km/Lから36.0km/Lで、「X(ハイブリッド車・2WD)」が世界トップレベルの低燃費を達成しています。
価格は165万7700円から288万7500円です。
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今回のランキングでは、トヨタがTOP3を独占する結果に。
ちなみに他メーカーではホンダ「フィット e:HEV BASIC(2WD)」が30.2km/L。日産「ノート X(2WD)」が28.4km/Lとなります。
ヤリスの燃費のところが、アクアって誤植しています。
修正して
この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
30年程前にスターレット1.5Lディーゼルエンジン車に乗っていて満タン法で夏場30km/L、冬場20km/L各平均で走ってた事がありました。
ガソリンに換算したら、40から50km/Lでしょうから、まだまだ進歩して欲しいですね。
だけどそればカタログ値。実燃費が結局大事。食料、ガソリンが高騰する中、アイスト車など環境に配慮した車、サイクルコストがかかる車は、もういらない。実燃費が良い車、サイクルコストがかからない車が必要。車を所有するのは贅沢でもあり生活には必要な物。