恐怖!? 工事車両にトラックが「ノーブレーキで激突・大破」! NEXCOが衝撃の「事故映像」を公開! 過去には作業員をはねた「重大事故」も 「前をよく見て!」注意を呼びかけ
NEXCO西日本は、公式SNSで「工事規制への進入事故」が発生した動画を投稿。注意を呼びかけています。
工事車両に激突
NEXCO西日本は2025年4月10日、公式SNSを更新。事故の衝撃的な瞬間を映した動画を投稿し、注意を呼びかけています。
一体何があったのでしょうか。

動画は3本立てで、「工事規制への進入事故が多発しています」という、目立つ赤字のキャプションと、「前方をよく見て走行してください!!」という「!(エクスクラメーションマーク)」を2つも付すなど、異例の強調具合です。
ますは高速道路本線上の路肩に停まった工事車両の後方展望映像。車両は路肩に寄せて停まっており、後方には回転灯を設置するなど、工事を行っていることを知らせています。
普通のドライバーであれば、300m程度離れていても「前方で工事しているんだな」と気づき、車線変更するか減速しているでしょう。
次の瞬間、走行車線を走ってきたブルーのトラックが路側帯をはみ出し、工事車両の右側面に激突。
カメラが激しく揺さぶられ、破片が飛散。映像だけでかなりの衝撃があったことがわかります。
そして動画は別の映像に切り替わります。同じように工事車両の後方展望で、走行車線を1車線規制する工事のようです。
工事車両はバックしており、工事の規制区間を変更している最中かもしれません。車両の後ろには、ほかのクルマを誘導する作業員の姿も見えます。
すると、走行車線を走ってきたトラックが作業員のすぐ脇を通過。すんでのところでかわしましたが、作業員はとても驚いたようで誘導旗を即座にひっこめて身を翻します。もう少しで死亡事故になってもおかしくありません。
しかし、そのままトラックは車線変更することなく、工事車両に激突。
側面衝突だった1本目の映像とは違い、トラックの助手席側が工事車両にめり込むという大惨事になってしまいました。映像は乱れ、そのままブラックアウト。衝撃の強さを物語ります。
そして3本目の映像に切り替わります。トンネル内での工事のようで、車両後方には発炎筒が2つ設置され、規制が敷かれた状態です。通過するクルマは追越車線を走行しています。
すると、発炎筒フル無視の乗用車がせまり、そのまま工事車両に激突。発炎筒の存在はおろか、ほかのクルマが工事のために進路変更していることすら気づいていなかったようです。
クルマの動き方から見ると、ほぼ減速もない状態で突っ込みました。よそ見だったのでしょうか。それとも居眠りでしょうか。映像はブラックアウトして終わります。
動画の最後には、大きな白い文字でこのように締めくくられました。
「『ながら運転』をしない!前をよく見て運転に集中!」
NEXCOによると、工事規制内に進入した車両による事故が増えているといいます。
2020年度では704件だったのに対し、2022年度では1475件と2倍以上に増加。さらに、作業員がはねられて死亡する重大事故も発生しています。
NEXCOは「工事規制箇所を通行する際はハンドルをしっかり握っていただくとともに前方をよく見て走行ください。」と警鐘を鳴らしています。
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