突然…「ゴールド免許」とサヨウナラ…なぜ? 無事故・無違反なのに「ブルー免許」に変更された? 「更新、気づかなかった…」は自業自得?

運転免許証の更新時期にはそれを知らせる手紙が届きます。しかし、それに応じず更新手続きを放置していると、「ゴールド免許」がなくなってしまうかもしれません。

うっかりミスでゴールド免許じゃなくなる可能性も…気を付けて!

 クルマやバイクを運転する人であれば、1度は憧れる「ゴールド免許」。

 大原則として無事故・無違反という条件がありますが、その条件をクリアしてゴールド免許を取得したとしても、うっかりミスで「ブルー免許」になってしまうことがあるようです。

 誰にでも起こり得るうっかりミスとはどのようなものなのでしょうか。

うっかりミスでゴールド免許がブルー免許になるの? みんな気を付けて!
うっかりミスでゴールド免許がブルー免許になるの? みんな気を付けて!

 クルマやバイクを公道で運転する際には必ず区分に応じた「運転免許証」(以下免許証)が必要です。

 なお免許証には、帯の色(グリーン・ブルー・ゴールド)に応じて分けられており、初めて免許証を取得した人はグリーン免許の「新規取得者」。

 新規取得者が有効期間3年を経過すると初回更新者になり、グリーン免許からブルー免許に変わります。

 初回更新者も有効期間が3年あり、その期間を無事故・無違反でいれば次の免許更新でゴールド免許を取得できます。

 すでにブルー免許の「一般運転者」もしくは「違反運転者」であれば、更新する年の誕生日の40日前からさかのぼって過去5年間の交通違反や事故がなければ、ゴールド免許が手に入ります。

 なお誕生日の20日前に交通違反をした場合、対象となる5年間に無事故・無違反であればその更新ではゴールド免許になります。

 しかしその次の更新時には誕生日の20日前に起こした交通違反の件数が含まれるためブルー免許になります。

 このように取得条件があるゴールド免許ですが、様々なメリットも。

 例えば、免許更新時の講習時間が短いことや更新手数料が安いこと。さらには、自動車保険料の割引がが受けられることが挙げられます。

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 しかしながら、該当する期間を無事故・無違反で過ごした場合でもゴールド免許からブルー免許になってしまうケースも。

 それは「更新手続きに行けなかった」、「忘れていた」などの理由で免許更新の手続きをせずに失効してしまった、つまり「うっかり失効」です。

 うっかり失効とは、やむを得ない理由がないにもかかわらず免許更新をせずに有効期間を過ぎたことで失効してしまうこと。

 この「やむを得ない理由」には海外旅行や入院のほか、留置場・刑務所に収監されていたなどの事情が挙げられます。

 ただし、「仕事が忙しかった」「更新時期を忘れていた」などの理由では認められません。

 なお、やむを得ない理由での失効では、「失効後6か月以内の手続き」に限り、ゴールド免許を引き継ぐことが可能です。

※ ※ ※

 やむを得ない理由以外の失効では、その期間が「6か月以内」か「6か月を超え1年以内」によって手続き方法が異なります。

「6か月以内」であれば学科試験と技能試験が免除され、視力検査などの適性試験に合格し講習することで更新可能ですが、ブルー免許になります。

 ただし「6か月を超え1年以内」場合は、適性試験に合格すると元々持っていた免許に応じた「仮免許」を取得でき、その後、本免許試験(学科・技能・適性)と講習を受ける必要があります。

 そして「1年を超えた」場合に救済措置はなく、最初から免許を取得する流れとなっているので、注意が必要です。

 このようにうっかり失効をしたとしても一定期間は救済措置のある免許更新ですが、実際に失効した人からは、「住所変更を忘れておりハガキが届かなかった」や「郵便物に埋もれていて気付かなかった」という自業自得な声も見受けられます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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