2年ぶり復活? トヨタ新型「C-HR+」日本発売か!? 美麗クーペボディの“コンパクトSUV”! 待望の最新「爆速仕様」も25年中にも導入か
一部新聞報道などによると、トヨタは2025年秋より、日本でBEV(バッテリーEV:電気自動車)専用モデルの新型「C-HR+(プラス)」生産を開始するといいます。どのようなモデルなのでしょうか。
2030年のEV「350万台」販売計画に向けた新たな動きか
トヨタは新型「C-HR+(プラス)」を日本で販売する模様です。一部新聞報道などで明らかにされたもので、事実ならコンパクトSUV「C-HR」の実質的な後継モデルが、およそ2年ぶりに復活となります。
なお新型C-HRプラスは、BEV(バッテリーEV:電気自動車)専用モデルです。

コンパクトSUVの初代C-HRは、2016年3月にスイス・ジュネーブ国際モーターショーで世界デビューし、同年12月より国内でも発売されました。
クーペ風の斬新なスタイリングなどで評判を集め、発売開始翌年の2017年にはSUVカテゴリーの国内新車販売台数1位となるなど、好調な販売実績を残しましたが、2023年7月で日本での生産を終えています。
いっぽう欧州では、ほぼ同時期の2023年6月に2代目のC-HRが発表されています。
初代のスポーツクーペスタイルをさらに洗練させ、デザイン、設計から生産に至るまで一貫して欧州主導で企画されました。
ハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の電動モデルのみの設定となり、欧州などで販売されていますが、国内では2025年4月現在も未導入のままです。
そして2025年3月、新型C-HRプラスが欧州で先行発表されました。
電動モデル用のe-TNGAプラットフォームを採用したBEVで、2025年後半より欧州での発売が予定されています。
ボディサイズは全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mm、ホイールベース2750mmです。
2代目C-HRは全長4360mm×全幅1830mm×全高1558-1564mm、ホイールベース2640mmなので、新型C-HRプラスのほうがひと回り大きなサイズだとわかります。
電池セルに改良を加えたリチウムイオンバッテリー2タイプを用意し、バッテリー容量57.7kWh版は航続距離455km、77.0kWh版は600kmをそれぞれ確保します。
駆動方式は前輪駆動(FWD)タイプに加え、四輪駆動(AWD)タイプが設定されます。
77.0kWh版のAWDタイプはシステム最大出力252kW(約342ps)の高性能版で、0-100km/h加速5.2秒をマークする俊足仕様となっています。
今回の報道によると、トヨタは自社開発によるBEVの生産拠点をこれまでの国内と中国に加え、欧米や東南アジアなどに拡大する一環として、国内においても新たに2025年秋より新型C-HRプラスの生産を開始するとしています。
トヨタは2021年12月におこなわれた「バッテリーEV戦略に関する説明会」において、2030年の時点でおよそ30車種のフルラインEVラインナップを用意し、グローバルで年間350万台規模の販売計画があると明らかにしており、今回の動きもその一環とみられます。
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2025年秋には国内最大の自動車ショー「ジャパンモビリティショー2025」が開催されることから、トヨタブースで新型C-HRプラスに関する何らかの発表も予想されるところです。トヨタの今後の動向からも目が離せません。
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