約700万円! マツダ「新型セダン」発表! 250馬力超えの「パワフルモデル」! 流麗クーペボディ採用&「洗車モード」も搭載な「マツダ・シックス・イー」独国に登場
マツダのドイツ法人は、2025年3月18日、新型EVセダン「Mazda 6e(マツダ・シックス・イー)」を発表しました。クーペスタイルのミドルサイズセダンとして、どのような特徴を備えているのでしょうか。
マツダの新型「Mazda 6e」登場
マツダのドイツ法人は2025年3月18日、ドイツで新型EVセダン「Mazda 6e(マツダ・シックス・イー…以下、マツダ6e)」を発表しました。

マツダ6eは、マツダが欧州市場向けに投入する新型のバッテリーEVセダンで、スポーティかつエレガントなクーペ風デザインが特徴です。
セダンでありながら大型のリアハッチを備え、容量466Lのラゲッジ容も備えるなど実用性にも配慮されています。
なお、一部同名であった「マツダ6」は日本では2012年に販売を開始し、2021年に国内販売を終了しています。
マツダ6eには、68.8kWhバッテリーを搭載する標準モデルと、80kWhバッテリーのロングレンジモデルの2タイプが用意され、いずれも後輪駆動となっています。航続距離はWLTPモードでそれぞれ479kmと552kmを実現しています。
最高出力は標準モデルが258PS、ロングレンジ仕様が245PSで、どちらも最大トルクは320 N・mとなっています。
充電性能も高く、標準モデルはDC急速充電で10〜80%までを24分で完了可能です。15分の充電で最大で235kmの走行が可能です。AC普通充電(11kW)ではフル充電まで7時間30分かかります。
ロングレンジ仕様でも47分で急速充電が完了し、家庭用充電では8時間30分で満充電に達します。
グレードは「TAKUMI」と「TAKUMI PLUS」の2種類があり、装備も非常に充実しています。
TAKUMIではヘッドアップディスプレイ、10.25インチのデジタルメーター、14.6インチのタッチスクリーン、ソニー製14スピーカーオーディオ、ベンチレーション機能付き電動シート、2ゾーンエアコン、パノラマサンルーフなどが標準装備されています。
また、マツダ6eでは6つのインテリジェント車両モードが新たに導入されています。「リービングモード」では車内温度を一定に保ち、ドライバーの帰車を想定した通知を表示します。
いっぽう、「洗車モード」では、ウィンドウを自動で閉め、ドアミラーとリアスポイラーを格納することで洗車時の損傷を防止する機能が備わっています。
TAKUMI PLUSは、ヘルブラウンのナッパレザーとスエード調素材を組み合わせた上質な内装が特徴です。
ドアトリムやインパネにもスエード調加飾が施され、黒とブラウンのツートーンステアリングやチタンカラーのエアベント、木目調のブラックデコレーションなど、細部にまでこだわりが見られます。
パノラマガラスルーフには電動式ロールシェードも装備され、より快適な室内空間を提供します。
ボディカラーは全8色で、人気の「ソウルレッドクリスタル」やCX-80で導入された「メルティングカッパー」、MX-5由来の「エアログレー」などが設定されています。足元は標準で19インチアルミホイールを装備し、オプションでも19インチの別デザインが用意されます。
価格は、標準バッテリーモデルのTAKUMIが4万4900ユーロ(1ユーロ=160円換算で約718万円)、TAKUMI PLUSが4万6900ユーロ(約750万円)。ロングレンジ仕様はTAKUMIが4万6500ユーロ(約744万円)、TAKUMI PLUSが4万8500ユーロ(約776万円)となっています。
さらに、全車に6年/15万kmの新車保証と、8年/16万kmのバッテリー保証(容量70%以上)が付帯し、高い安心感も提供されています。
このマツダ6eの登場により、マツダは欧州市場における電動化戦略をさらに加速させており、今後の展開にも注目が集まります。
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