日産の最新型「コンパクトミニバン」! 超人気「シエンタ」の対抗馬!? 全長4.4mで「ちょうどイイサイズ」の背高“スライドドア”モデル! 約270万円の「NV200バネット」がスゴい!
日産は2025年4月3日、「NV200バネット」の価格改定を実施しました。コンパクト商用バンのほか、5ナンバーのワゴン仕様が用意されるNv200バネットには3列シート仕様もあり、実用的なコンパクトミニバンとしても注目したい1台です。
「シエンタ」だけじゃない! 日産の「使える」コンパクトミニバンとは
2024年の年間販売ランキングでトヨタ「シエンタ」が3位に位置するなど、コンパクトミニバンクラスは近年急速に販売台数を伸ばしているカテゴリーです。
そんななか日産は2025年4月3日、「NV200バネット」の価格改定を実施しました。3列シート仕様もある同モデルは、日産唯一のコンパクトミニバンでもあるのです。

小型スライドドアワゴンのNV200バネットは、4ナンバーの商用バンをベースにしたシンプルな装いの実用的なモデルです。
人気ミニバン「セレナ」の弟分となる位置づけで、スタイリングもセレナのイメージを継承したスタイリッシュさがあり、いわば「セレナ“ミニ」のような存在といえます。
ボディサイズは、全長4400mm×全幅1695mm×全高1855mm、ホイールベース2725mm(FF)と、5ナンバー枠に余裕で収まるコンパクトさで、街中でも扱いやすいのが魅力です。
スクエアなボディと低くフラットな荷室床面を組み合わせ、コンパクトながら広い室内や荷室空間を誇ります。
ライバルのシエンタは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm、ホイールベース2750mmで、全体にNV200バネットのほうが大柄ではあります。
一方、兄貴分のセレナは、全長4690mm×全幅1695mm×全高1870mm、ホイールベース2870mm(FF・X/XVグレード)で、5ナンバー規格ギリギリなそれなりの大きさがあります。
こうして比べてみると、NV200バネットが大きな室内空間と扱いやすさを両立させた「ちょうどイイサイズ」だとわかるでしょう。
2009年のデビューから16年経過したロングセラーですが、度重なる改良を実施しており、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」(衝突被害軽減ブレーキ)などの先進運転支援機能も常に進化し続けています。
2024年7月には、「インテリジェント DA(ふらつき警報)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」の標準装備化、7インチの液晶メーターパネル「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」採用などの一部改良も実施されました。
4ナンバー商用バンのイメージが強いNV200バネットですが、5ナンバーのワゴン仕様もラインナップされ、5人乗り・3列シートの「16X-2R」に加え、7人乗り・3列シートのミニバンモデル「16X-3R」が用意されています。
シンプルな造りと広い荷室空間を有し、ビジネスユーザーに加え個人ユーザーのレジャー需要も強く意識し開発されたといいます。
パワートレインは、1.6リッター直列4気筒DOHCガソリンエンジン(最高出力113ps・最大トルク150Nm)で、軽量なボディとの組み合わせにより多人数乗車や荷物の積載にも耐えうる十分な性能を備えます。
駆動方式はFF(前輪駆動)と4WDが用意されますが、5ナンバーワゴン仕様はFFのみの設定です。トランスミッションはFFがエクストロニックCVT(自動無段変速機)、4WDが4速ATとなります。
車両価格(消費税込み)は、NV200バネット 16X-2R(5人乗り)が254万7600円、16X-3R(7人乗り)が268万6200円です。
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広い室内空間を生かした車中泊仕様「マルチベッド」や「MY ROOM(マイルーム)」が設定されているのも、ライバルにはないNV200バネットならではの大きな特徴です。
ともに後席空間が大人2名の就寝が可能なベッドに変身する機能を有しています。
広い荷室空間にアウトドアレジャーのアイテムをたっぷり積み込み、車中泊旅を楽しむのには最適な1台といえます。
シエンタと比べるのっておかしいだろ。
シエンタ買う人がNVを候補にあげるわけがない。
NVは自営業で荷物積むけど半分自家用車で毎年車検はいやだっていう人とか、車中泊ようにカスタムする人で一般家庭で買う人は相当まれ