スバル新型「フォレスター」国内仕様が明らかに! 本格ハイブリッド初搭載でパワーと燃費が大幅改善! 先進インテリアに「アイサイトX」も!? どんなSUVに進化した?

「アイサイトX」初搭載で安全性も向上!

 インテリアのハイライトは、ついにフォレスターにも縦長の大型ディスプレイが搭載されたほか、全面ディスプレイのメーターを採用したことでしょう。これらによって先進的な運転席まわりを実現しています。

 また、従来から採用しているシートヒーターに加えて、シートベンチレーションも新たに設定することで快適性が大幅に向上(一部グレード)。駐車場などでの取り回しや安全に寄与するマルチビューモニター(全方位モニター)が新採用されたのもうれしいところです。

スバル新型「フォレスター」の内装
スバル新型「フォレスター」の内装

 そして、最新の「アイサイト」にくわえて、これまでフォレスターには採用がなかった、待望の先進運転支援機能「アイサイトX」が搭載されたことを歓迎する人も多いに違いありません。

 アイサイトXは通常のアイサイトに比べて万が一の際の安全性能が高められているほか、ドライバーとしてありがたいのは運転支援機能の高度化。高速道路の渋滞(時速50km/h以下)ではハンドルから手を離したまま走行できる「ハンズオフ」を実現しているのだから高速道路の渋滞を走ることが多いドライバーは絶対に選ぶべきでしょう。

 グレード名に「EX」と付くモデルにアイサイトXが搭載されています。

 グレードは「SPORT」「X-BREAK」「Premium」の3タイプあり、それぞれにアイサイトXを搭載するグレードとして「SPORT EX」「X-BREAK EX」そして「Premium EX」が用意され、合計6つのグレードを展開しています。

「SPORT」は新型フォレスターで唯一の純エンジン車。ガソリンターボエンジンを積むスポーティタイプで、スタイリングはブラックのドアミラーにブロンズのホイールをコーディネートしています。

 撥水シートや撥水カーゴフロアボードをインテリアに組み合わせる「X-BREAK」はアウトドアテイストのモデルでエクステリアは黒いホイールやラダータイプのルーフレールが特徴。

 そして「Premium」は電動テールゲートを組み込み、本革シートも選べる上質感あふれる仕様です。

 新型フォレスターのグレードは単純な上下関係ではなく、テーマによるキャラクター違いの3タイプと捉えるとわかりやすいでしょう。

 そんな新型フォレスターですが、2025年4月3日に国内先行予約が開始されました。正式発表はもう少し先になるようです。

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ついに新型フォレスター登場! どんなクルマ?

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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1件のコメント

  1. 頑張れスバル魂、私は、静岡スバルで、15年前まで営業マンをやり、1972年の4WD県か1号車や、アルシオーネの1号車等を主に担当していました。時代が変わりましたが、先を読んで、自動車産業を引っ張ってください・

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