大分県警も「あきれ声」!? “不注意”ドライバーの「脇見運転」で事故発生! 国産SUVが無惨にも「大破」し大渋滞に… 「周囲に迷惑です!」強い口調で安全運転を呼びかけ
大分県警が公式SNSで異例の呼びかけを行いました。一体何があったのでしょうか。
「脇見をしたばっかりに」 強い憤りとともに警鐘
大分県警は2025年3月26日、公式SNSを更新。投稿では「注意1秒ケガ一生!」と題して、事故の衝撃画像とともに異例の呼びかけを行いました。
一体何があったのでしょうか。

大分県警が投稿した画像は、大分県津久見市の県道36号線で発生した事故でした。
現場は県道36号線のトンネル「宮山トンネル」手前で、見通しのよい直線です。
ここで国産中型SUVは不思議にも手前の電柱に激突したようで、左フロントが大破しています。
ライトは完全に潰れ、左フェンダーも大きく曲がり、内側のパネルが露出。左フロントの足回りも破損し、自走は難しそうな状態です。
この影響でトンネルに向かう車線は完全に封鎖されてしまい、現場は片側通行が強いられてしまいました。写真ではトンネル出口で数珠つなぎの渋滞が発生してしまったようです。
大分県警は投稿で「ほんの一瞬、運転中に脇見をしたばっかりに、このようなことになってしまいます」と警告。
たった一瞬でも脇見をすれば、その間にクルマは進んでしまいます。たとえば40km/hで走行していれば、単純計算1秒で約11m、クルマ1台分以上も進んでいます。
このとき、スマホが鳴ってついつい通知を確認しようとしたら、「スマホを持って、ボタンを押して画面を点け、ロック解除をし、スワイプで通知を確認」という一連の操作で3、4秒は費やすことになります。その間50m近くも「ノールック」で進むのです。
もし、前方に子どもが飛び出してきたら、あるいは歩いている人が転倒して車道に倒れてしまったら、とっさにブレーキを踏んでもおそらく間に合いません。
あるいは今回の事故のように、徐々にクルマが曲がっていっても気が付かず、気づいたときには激突する直前だった、ということにもなりかねません。
単に自分がケガしたり、自分のクルマが廃車になるので済むなら自己責任ですが、これが他人にケガをさせたり、命を奪ってしまうこともあるのです。そこまでならずとも、大渋滞をつくって時間をロスさせたり、事故処理でたくさんの人に迷惑をかけます。
同警は「自分がケガをしたり、車が壊れるのはもちろんのこと、渋滞を発生させ多くの方に迷惑をかけることとなりますので、運転中は運転に全集中を!」とも投稿。
ドライバーの心がけで完全に防ぎきれただろう「脇見事故」に強い憤りを示すとともに、警鐘を呼びかけています。
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