光岡「“斬新”2人乗りオープン」登場! “ロードスター”ベースの超ロングノーズ仕様がスゴい! 最後の「ファイナル ヒミコ」発売 678万円から

光岡の2シーターオープン「ヒミコ」の最終生産モデルが10台限定で発売されます。良質な中古車をベースにした限定車ですが、どのような特徴があるのでしょうか。

10色・各1台の希少な「ファイナル ヒミコ」

 光岡自動車は2025年3月13日、2シーターオープン「Himiko(以下、ヒミコ)」の最終生産モデル「Final Himiko(ファイナル ヒミコ)」を発表しました。
 
 ヒミコは、2008年12月に初代モデルが誕生し、クラシックスポーツの象徴でもある、ロングノーズ&ショートデッキのスタイリングを現代に蘇らせた美しいデザインが多くのユーザーに愛されてきました。

10台限定の希少な「ファイナル ヒミコ」
10台限定の希少な「ファイナル ヒミコ」

 2018年2月には2代目モデル(現行モデル)が登場。全長4580mm×全幅1740mm×全高1235mmというボディサイズですが、初代モデルよりもホイールベースを120mm短くし、フロントオーバーハングは140mm延長、リアオーバーハングを15mm短縮しながら、全高は20mm低く、全幅は10mm拡大することで、ボディバランスを調整。

 48:52という最適な前後重量配分を実現し、よりロー&ワイドなスタイルへと進化しました。

 また、グランドエフェクトを考慮し、フロントアンダーカバーとフェンダーサイドパネル内部を翼断面形状としたことで、高速域でのダウンフォースを得てフェイスリフトを抑制し、飛躍的に操縦安定性の向上を図っています。

 なお、初代ヒミコのベースはマツダ「ロードスター」のNC型、2代目は同ND型です。

 そして、今回発表されたファイナル ヒミコは、中古ベースの「メイクアップモデル」として発売。2025年に最終生産を予定している全10色、各色1台、合計10台の限定モデルとして設定されました。

 メイクアップモデルとは、良質な中古車をベースに新品の部品を取り付け、新車と同じ製造ラインで組み上げたクルマで年式、走行距離によって販売価格が異なります。

 ボディカラーは「サーフブルー」「パッションレッド」「ナイトブルーメタリック」「ミモザイエローパールメタリック」「ミッドナイトパープル」「アッシュ」「GTシルバー」「サーもテクとライムグリーン」「ソフトベージュメタリック」「フォレストカーキメタリック」がラインナップされます。

 これらの10台は2022年2月から2023年7月に初度登録された車両で、走行距離は約3000kmから約1万3000kmのAT車。特別装備として専用フロントフェンダーエンブレムとカラードドアアッパートリム(ボディ同色)が備わります。

 光岡はファイナル ヒミコについて次のようにとコメントしています。

「納車までお時間を頂戴いたしますが、メイクアップモデルならではの一期一会の出会いと、最終生産という価値あるファイナル ヒミコをワクワクしながらお待ちいただけましたら幸いです」

※ ※ ※

 ファイナル ヒミコの価格(消費税込)は車両によって異なり、678万円から708万円です。

 2025年3月14日に発売されます。

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