日産のコンパクトSUV「キックス」が、北米で2024年9月にフルモデルチェンジしましたが、現行型のキックスが今も売られる日本へ新型がやって来るのは、一体いつになるのでしょう。
　
　SNSなどには、日産ファンなどから数多くの声が集まっています。

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　新興国向けに開発したコンパクトSUVとして、2016年にブラジルから販売が始まったキックス。

　日本には、2020年に実施されたマイナーチェンジのタイミングで、100％モーター駆動のシリーズ式ハイブリッド「e-POWER」専用車として導入されました。

　いっぽう2024年に世界デビューした新型キックスは、先代とは大きくイメージを変えています。

　現行型キックスは全体に丸みを帯びたフォルムでしたが、新型では水平基調で力強く上質な造形に生まれ変わりました。

　インテリアでも日産の最新のデザイン手法が用いられ、センターディスプレイ一体型のメーターが採用されたほか、外観同様に質感の大幅な向上が図られています。

　新型キックスのボディサイズは、全長4366mm×全幅1801mm×全高1631-1626mm、ホイールベースは2657-2664mm（北米仕様車）。

　現行型キックス（日本仕様）のボディサイズは、全長4290mm×全幅1760mm×全高1605mm（日本仕様）なので、新型がひと周り大きいことがわかります。

　北米仕様のパワートレインは、最高出力141馬力、最大トルク約190N・mを発生する2リッター直列4気筒ガソリンエンジンとCVTの組み合わせで、現地での車両価格は、2万1830ドル（約341万円）から2万7680ドル（約432万円）です。

　そんな新型キックスを日本導入する場合、現行型同様にe-POWER（ハイブリッド）化が大前提となりそうです。

　ただ、現行型の販売が必ずしも成功とはいえないことを考えると、廉価版の導入にも大いに期待したいところ。

　特に、国内のライバル車となるトヨタ「ヤリスクロス」やホンダ「ヴェゼル」には、ハイブリッド車以外に200万円台の廉価なガソリン車も用意されています。

　国内販売の改善を図る意味でも、そうした積極策は必須といえるでしょう。

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　そんな新型キックスに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

　多かったのは「新型導入待ったなし！」「いつになったら来るの？」など、一刻も早い日本発売を待ち望む日産ファンの声でした。

　モデルチェンジで大きくイメージを変えた内外装については、「けっこう良さそう」「（現行型よりも）随分カッコよくなった」など、おおむね好評なことがわかります。

　一刻も早い国内導入が待たれるところです。