日産の最新「“7人/8人乗り”ミニバン」がスゴイ! 世界初「パワトレ制御」&ミニバン初「めちゃ便利機能」搭載! より快適かつ効率的な「セレナ」の革新的技術とは?
日産「セレナ」は、ミニバンとして快適性や安全性を追求した革新的な技術を多数搭載しています。なかでも当時、世界初及び日本初となる先進技術も用いられているのですが、一体どのようなものなのでしょうか。
セレナに搭載された革新的な最先端テクノロジーとは?
日産「セレナ」の現行モデルは2022年11月に発売された6代目です。
外観の洗練されたデザインや広い室内空間に加え、「第2世代e-POWERシステム」など、パワートレインの進化も大きな特徴です。
ミドルサイズのボディに3列シート7人及び8人乗りの、大人数乗車ができるレイアウトや、「360度セーフティアシスト」として全方位の運転支援システムを備え、家族の安心・安全を守る機能が充実しています。
そんなセレナには、世界初及び日本初となる3つの革新的技術が用いられています。

●【世界初】先読み充放電制御
e-POWER車に搭載された「先読み充放電制御」は、世界で初めて実用化された画期的なシステムです。
通常のe-POWERシステムでは、バッテリー残量や車速、アクセル開度に応じて発電用エンジンが自動的に作動しますが、この先読み充放電制御では、ルート上の勾配や交通状況などを先読みして充放電を制御します。
ナビゲーションシステムで目的地を設定すると、ルート上の坂道や渋滞、エアコンの使用状況などを考慮しながら、走行中のエネルギー収支を予測。
この情報をもとに、途中でどのくらいバッテリーを残しておくべきかを計算し、最適なバッテリー管理を行います。
坂道での発電(回生ブレーキ)を最大限活用するために、上り坂のタイミングではエネルギーを消費し、下り坂では充電しエネルギーを回収できるように予測し制御します。
また、目的地周辺では静かなEV走行ができるよう、エンジンの動作タイミングを賢く調整しています。
さらに、停車後の再出発時もEV走行が可能になるよう、バッテリーの残量を管理しているのです。
これらは「ナビ情報を基に目的地付近でEV走行できるよう、経路上での充放電をマネジメントする技術」として、当時世界初の技術でした。
●【ミニバン世界初】高速道路同一車線走行時、時速40km/h以上のハンズオフ機能
プロパイロット2.0は、ナビゲーションシステムと連携して高速道路の走行をサポートする先進運転支援システムです。
セレナに搭載されたこのシステムは、「高速道路同一車線走行時に、時速40km/h以上でのハンズオフ機能」がミニバンとして世界初の採用となりました。
プロパイロット2.0のシステムは、ナビゲーションシステムで目的地を設定し高速道路の本線に合流すると、ナビ連動ルート走行を開始します。
通常の運転支援システムは、ハンドルに常に手を添えている必要がありますが、このシステムでは、状況に応じて同一車線内であればハンドルから手を離しても運転をアシストしてくれます。
また、追い越しや分岐などで車線変更が必要な場合も、システムが適切なタイミングを判断。
ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作で承認することで車線変更をサポートします。
これにより、長距離運転の疲労を軽減し、より安心して運転できるようになります。
高精度な衛星測位技術を導入することで、複数の車線が存在する複雑な道路環境でも正確な走行支援が可能です。
ドライバーの負担を大幅に軽減しながらも、安全性を確保する画期的なシステムと言えます。
●【日本初】駐車位置周辺の路面模様とGPS情報を一緒に記憶するメモリー機能
プロパイロットパーキングは、駐車時のハンドルやアクセル、ブレーキ、シフト、パーキングブレーキまでを自動制御する駐車支援システムです。
セレナに搭載されたこのシステムには、日本で初めて「駐車位置周辺の路面模様とGPS情報を一緒に記憶するメモリー機能」が採用されました。
従来の自動駐車システムは、白線などの駐車枠を検知して作動するものが一般的でした。
しかし、このメモリー機能では、一度駐車した位置を登録すれば、次回からは近づくだけでシステムが自動起動します。
白線がない場所や奥まった場所でも、ワンプッシュで同じ位置に駐車できるのです。
使い方は簡単で、登録したい場所に通常のドライバー操作で駐車した後、「決定」ボタンを押すだけ。
次回からは登録した場所の近くに車両が近づくと、システムが自動的に起動。
登録場所付近で停車し、駐車開始ボタンを押してブレーキから足を離すだけで、駐車操作が自動的に行われます。
この機能は自宅や職場など、日常的に利用する駐車スペースでの使い勝手を大幅に向上させ、運転が苦手な方でも安心して駐車できるようサポートします。
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セレナに搭載されたこれらの革新的技術は、移動手段をより効率的にかつ快適にする価値を生み出しました。
これらの世界初及び日本初の技術を積極的に採用することで、ミニバン市場における技術的先進性を示すと共に、ユーザーの日常生活をより豊かにする存在となっています。
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