1300万円の「超高級ロードスター!?」 めちゃ豪華な“本革×本木目”インテリアが凄い! 斬新「丸目4灯ライト」採用したフータン「グランドアルバイシン」実車登場!
「第16回 Nostalgic 2days」では、さまざまなクラシックカーが出展されましたが、なかでも見慣れない1台の「2ドアオープンカー」が多くの注目を集めていました。
1300万円のマツダ「超高級ロードスター!?」
2025年2月22日と23日の2日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)では日本最大級クラシックカーイベント「第16回 Nostalgic 2days(ノスタルジック2デイズ)」が開催。
今回のイベントでは、見慣れない1台の「2ドアオープンカー」が展示され、多くの人が興味を持って眺めていました。
実はこのクルマ、日本人にとって馴染み深いマツダ「ロードスター」をベースに開発されているといいます。

存在感あふれるこのクルマの名は、「グランドアルバイシン」。
スペインのグラナダ州サンタフェに拠点を置くコーチビルダーである「フータンオートモビルス」が手掛けるモデルで、なかでもタルガトップ仕様のモデルを、日本正規輸入販売代理店であるフータンジャパンが出展したのです。
同社は1991年に創業され、他社の市販車をベースにボディ架装を施したモデルを販売し、独自の車種を展開。
1950年代~60年代のクラシックカーに影響を受けた、レトロなデザインを特徴としています。
グランドアルバイシンは、スペイン仕様のロードスター(欧州名:MX-5)をベースに、フータンならではの独自のエクステリアと内装のカスタマイズを採用。
ボディサイズは全長4205mm×全幅1820mm×全高1225mmと、ロードスター(日本仕様)よりもひと回り大きいサイズに仕上がりました。
スタイルは2タイプ用意されており、レトロ感を最大限に高めた「ヘリテージ」とスポーティな「ビスポーク」を設定。さらにソフトトップ仕様とタルガトップ仕様から選択することが可能です。
具体的には、ヘリテージは縦基調のフロントグリルやクロームパーツ、クラシックなメッシュデザインのアルミホイールが目を引く、レトロな高級車を思わせるディテールが特徴。
一方、ビスポークではスポーティなメッシュグリルやスポークデザインのアルミホイールを装備しており、ヒストリックカーを現代的なスポーツカーにレストモッドしたかのような印象を漂わせています。
スペイン仕様をベースとする関係で、インテリアのハンドル位置は「左」ですが、基本的なインテリアの配置は日本仕様のロードスターに準じたもの。
ただし内装の素材はより上質に張り替えられ、専用のレザーやアルミニウム、ウッドパネル、カーボン素材を効果的に取り入れた最上級の仕立てに変更されました。
パワーユニットは、1.5リッター直列4気筒エンジン(ソフトトップ仕様のみ)または2リッター直列4気筒エンジンが選択可能。
組み合わされるトランスミッションには6速MTのほか、6速ATも設定されます。
車両価格(消費税込)は、ヘリテージが978万円から1308万円、ビスポークが1028万円から1341万円です。
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日本においては現在のところ間違いなく超稀少車となるグランドアルバイシン。
しかし中身はマツダ製のロードスターなので、日常的にも使えるという大きな魅力も備えています。
通常のロードスターでは物足りないと考えるオーナーにとって、検討の余地のあるクルマなのではないでしょうか。
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