街でよく見かけるトヨタ「アルファード」みんなどうやって手に入れてるの? 高額車なのに「たくさん走ってる」の謎すぎる!? 実は「安く買える秘策」があった!
街中でよく見かけるクルマといえば、高級ミニバンのトヨタ「アルファード」です。最低510万円からと、決して安くないクルマですが、なぜ多くの人が乗っているのでしょうか。
「アルファード」を安く買うことができるってホント!?
トヨタ「アルファード」は、高級ミニバンの代表的なモデルとして人気があります。
現行モデルは2023年6月にデビューした4代目。2025年1月に一部改良がおこなわれ、PHEVが追加されたほか、エントリーグレード「X」が設定され、バリエーションが増えました。
価格(消費税込)は510万円から1065万円と、新設定された廉価モデルでも500万円を超える高額車となっています。

そんななか、街中では多くのアルファードが走っているのを見かけます。先代モデルも多いのですが、現行モデルも徐々に増えており、いたるところでアルファードが目に入ります。
高額車のアルファードが、これほどまでに多く走っているのは一体なぜなのでしょうか。オーナーはどのようにして手に入れているのでしょうか。
クルマを購入する場合、いくつかの選択肢のなかから支払方法を選びます。
「現金一括」は、その場で必要なお金を用意して支払う方法で、あとから支払いが発生することはありません。
「ローン」は、銀行などの金融機関からお金を借りて月々返済していく方法で、手元に現金がなくてもクルマを購入することができます。借りたお金に「利息」を加えて返済することになります。
たとえば、「800万円の8年ローン」を頭金なしで組んだ場合、返済金額は月々10万円近く(ボーナス返済あり)になります。
アルファードは人気モデルであることからリセールバリューが高く、高額で売却することができるので、売ったお金を頭金にして、ローンの支払い額を抑えながら定期的に乗り換えている人もいるかもしれません。
一方で、中古車関係者に話を聞くと、最近は新たな購入方法を利用する人が増えているといいます。それが、「残価設定ローン」や「サブスクリプション」です。
残価設定ローンとは、車両の本体価格の一部を事前に「残価」として設定しておき、残りの金額を月々支払うというシステム。
例えば、車両価格が600万円のクルマで、5年後の下取り金額(残価)が400万円に設定される場合、600万円から400万円を差し引いた200万円を5年間の分割で支払うというものです。
そのクルマに5年乗った後は、車両を返却することでそれ以上の金額を支払う必要は無くなります。また、もしも5年以降も引き続き乗り続けたい場合は、残価の400万円を支払うことになります。
アルファードを所有するときにこの残価設定ローンを利用する人が増えており、一般的な自動車ローンよりも月々の支払いを抑えることができることから、高額車が入手しやすくなっているというわけです。
また、サブスクリプション(サブスク)として、トヨタでは「KINTO」を展開。アルファードのサブスクプランが提供されています。
アルファードのサブスクプランでは、月額5万3680円からのプランがあり、保険や税金、点検といった維持費も含まれてお得に所有することが可能です。
残価設定ローンやサブスクを利用することで気軽に高級車を所有することができるようになったことから、憧れのアルファードに乗っている人が増えているのでしょう。
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高級車に乗るハードルを下げてくれる残価設定ローンやサブスクですが、デメリットとして「車両が自分のものにならない」ということがあげられます。
しかし、期限が来たらクルマを返却して新しい車両に乗り換えればよく、「常に新車に乗れる」メリットも存在。今の時代に合ったクルマの所有方法だといえ、今後も利用する人が増えそうです。
オイ 今更サブスク購入の話かよ?何年前の話してるんだ?
残クレやサブスクは、厳密には所有している事にはなりません。
利用者として登録されているだけで、所有者はディーラーです。
言い方変えただけで、リースと変わりません。