日産「新型エクストレイル」まもなく登場!? 大人気SUVが「三菱のOEM」に? 明らかになった「PHEV」モデルの正体とは
2月に日本で行われた日産の第3四半期決算発表にて、次世代の「エクストレイル」の国外版…兄弟車である「ローグ」の登場が予告されました。どのようなモデルとなるのでしょうか。
新型エクストレイルがアウトランダーのOEMに?
日産のクロスオーバーSUVとして根強い人気を誇る「エクストレイル」。初代モデルはガンガン使い倒せるタフギアとして登場して人気を博しましたが、代を重ねるごとに洗練さを増しており、現在販売中の4代目モデルは第2世代のe-POWERを搭載する専売車となったほか、電動駆動四輪制御技術の「e-4ORCE」を搭載したことで、走りのポテンシャルも大きく高めたモデルとなりました。

そんな現行エクストレイルは2022年7月にフルモデルチェンジを実施しているため、そろそろマイナーチェンジのタイミングとも言える時期となってきました。
そこで注目したいのが、2025年2月13日に日産が行った第3四半期決算説明会の中で言及された、今後導入予定の新型車です。
ここで、ハイブリッドモデルとして2025年度に「ローグPHEV」の、2026年度に「ローグe-POWER」の生産を開始するというアナウンスがあったのです。
ローグとは現在、北米地域で販売されているクロスオーバーSUVモデルであり、名前こそ異なるものの、エクストレイルの兄弟車種となっていて、内外装のデザインなどはほぼ共通のものとなっていました。
ただパワートレインが異なり、e-POWER専売車となっているエクストレイルに対し、ローグはデビュー当初は2.5リッターの直列4気筒エンジンが、2022年モデルからは1.5リッターのVCターボエンジンが搭載されるガソリンエンジン車となっています。
そんなローグにもPHEVモデルとe-POWERモデルが追加されるというのが今回明らかとなった情報ということになるのですが、注目したいのはそこで示されたシルエットです。
本来であればパワートレインがPHEVでもe-POWERでも、同じ車種であれば同一にシルエットになるのが当たり前ですが、今回示されたシルエットはPHEVとe-POWERで明らかに異なっていたのです。
e-POWERの方は現在のローグのシルエットと大きく変わらないものでしたが、PHEVはボンネットのラインが水平に近く、厚めのフロントマスクとなっていることが分かり、一説には三菱の「アウトランダーPHEV」のOEMモデルになるのではないかという声が出ていました。
というのも現行型のローグ/エクストレイルとアウトランダーPHEVは同じプラットフォームを使用しているため、広義の上では兄弟車とも言える関係性となっています。
そのため、アウトランダーPHEVのPHEVシステムをローグ/エクストレイルに横展開するのもそこまで難しくないと言われていました。
しかし日産の経営状況が芳しくないことや、ハイブリッドモデルがないことで苦戦を強いられている北米市場の現状も鑑みると、いち早く市場に投入することを優先し、アウトランダーPHEVのOEMモデルとして投入することを決めたということなのかもしれません。
一方、e-POWERは高速走行時の燃費性能がそこまで伸びないという点が北米市場に不向きと言われていましたが、ローグe-POWERは2026年度に生産をスタートし、第3世代のe-POWERが搭載されるとアナウンスされたため、高速走行時の燃費性能が大きく改善されている可能性も高そうです。
いずれにしてもローグとしてアウトランダーPHEVがOEM供給されるとなると、日本仕様のエクストレイルにもPHEVモデルの追加が期待できそうな点は嬉しく思う日産ファンは少なくないのではないでしょうか。
エクストレイルベースの自社製PHEVとして商品化して欲しい
アウトランダーのOEM化は絶対に嫌だ
日産ではPHEV作る技術がないんだもん仕方ないよ
e-powerが、重量車でそれほど成果を上げられなかった以上、三菱のphevと共用は妥当なところじゃないですかね。
エクスとアウトは、元々自由恋愛の過程で生まれた兄弟車なのですからね。
今更はばかるこたあねえ
ホンダにソデにされたのだから、三菱とガッツリ組みな
そんな高級な事しなくても1.5ターボで出してよ。初代が成功したのは安いからガンガン使い倒せたんだよ。見栄の日産はいらないよ!