日産「“新型”小さな高級車」発表! 斬新「甲冑グリル」採用の「コンパクトSUV」! 全長4.4m級の“ちょうどいい”「キャシュカイ」豪州で登場
日産のオーストラリア法人は2025年2月16日、コンパクトSUV「キャシュカイ」のマイナーチェンジモデルを現地で発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
日産の新型コンパクトSUV!
日産のオーストラリア法人は2025年2月16日、コンパクトSUV「キャシュカイ」のマイナーチェンジモデルを現地で発売しました。

キャシュカイは2006年に登場したコンパクトSUVです。欧州を中心に世界各国で展開されており、初代は日本でも「デュアリス」の名称で販売されていました。
現行型は2021年登場の3代目になります。今回の改良はデザインの変更、装備の拡充、新グレードの設定など多岐に及び、商品力をこれまで以上に高めています。
最大の見どころは、日本古来の甲冑をイメージしたというフロントマスクです。特徴的なグリルはきめ細かい凹凸に光沢のある黒色を施しており、鋭さを増したヘッドライトと相まって、高級感と精悍な印象が強まっています。
リアの印象も変わりました。バンパーのデザインを変更したほか、テールランプ内の灯体を浮かんで見えるデザインとしたことで未来的な雰囲気になりました。
ボディカラーは「アイボリーホワイト」が「パールホワイト」に、「パールブラック」が「ブラックオニキス」に変更するとともに、新色として「ディープオーシャン」というダークグリーン系を追加しました。
インテリアは、ダッシュボードやセンターコンソールの装飾デザインを変更して、高級感を高めています。全グレードにわたって装備の拡充を図るとともに、最上級グレードとして「Nデザイン」を新設定したのも今回のポイントです。
Nデザインは、車体下部とホイールアーチをボディ同色とする一方で、キャビン部(ピラーとルーフ)とドアミラーをブラックにすることで、スポーティかつスタイリッシュな印象をもたらしています。20インチホイールもNデザインの専用デザインとなっており、最上級グレードならではの存在感を感じさせる仕上がりとなっています。
ボディサイズは従来通りで、全長4425mm×全幅1835mm×全高1625mm。パワートレインも従来と同様、1.5リッター直列3気筒エンジンにモーターを組み合わせた「e-POWER」(最高出力188hp・最大トルク330Nm)または1.3リッター直列4気筒エンジン(最高出力148hp・最大トルク250Nm)の2本立てです。
価格は3万2665豪ドル(約315万円)から。なお5月に価格改定が予定されています。
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