トヨタの「ネコバス」に大反響! 「再現度ヤバい!」「可愛すぎる…」の声も! もふもふ“毛皮シート”や肉球&尻尾も採用! 運行は2025年度まで?
人気アニメーションの世界観を再現したジブリパーク(愛知県長久手市)には、トヨタ製の「ネコバス」という車両が現在運行中です。一体どんなモデルで、どのような評判が寄せられているのでしょうか。
トヨタが本気で作った「ネコバス」が凄い!
愛知県長久手市の愛・地球博記念公園にある「ジブリパーク」では、トヨタが開発した「APMネコバス」という車両が現在も運行しています。

このAPMネコバスは、トヨタ製の短距離・低速型モビリティ「APM(Accessible People Mover)」をベースに、スタジオジブリの映画作品「となりのトトロ」に登場するキャラクターである「ネコバス」をイメージして製作された特別車両。
2024年3月16日から運行を開始し、同年10月6日時点で累計10万人の乗車人数に達した、同園の名物車両です。
ボディサイズは、全長約3.9m×全幅約1.6m×全高約2mとコンパクトで、乗車定員は6人。
外観はまさにネコバスそのもので、丸みを帯びた愛らしい形状となっており、「今にも動き出しそうな生き物感」を表現するべく艶を抑えた塗装となっているのが特徴です。
フロントウインドウの上部には、作品同様に行き先を示す「方向幕」を搭載。
ジブリパークの「ク」の字が反転し、1文字間違えているという細かい描写まで再現している徹底ぶりがファンの心をくすぐります。
リアのナンバープレート(敷地内走行のため架空のデザイン)も、長久手の「久」の字が反転しているほか、トトロをもじって「と 10-6・」のナンバーを採用するなど、作品への敬意があらゆる部分に表現されています。
さらに、車内のシートには毛足の長い素材を使用したほか、肉球も再現したりと、ネコバスのイメージを全面に押し出すこだわりの表現が詰めこまれました。
このような特徴を持つAPMネコバスに対し、ジブリファンを中心に現在も様々な反響が寄せられています。
まず見られるのが、「可愛すぎる!」「待って…超カワイイんだけど!?」「完全にトトロのネコバスじゃん!」「これ乗ってみたい~」「大人も童心に帰って楽しめそう」といった称賛の声。
まさかファンタジーのキャラクターが現実世界に登場するとは誰もが予想しなかっただけに、APMネコバスの登場について乗ってみたい、可愛いと喜ぶファンは非常に多いようです。
また、「ところどころ文字が逆さまなのが良い味出してる」「ナンバープレートが『トトロ』って読める笑」「ネズミのマーカーランプまで!? 再現度ヤバい!」「行き先表示も『七国山病院』とか出るのかな?」という投稿も。
七国山病院とは作品内でネコバスが向かった場所のことで、どこまで名シーンを再現しているのか気になっているユーザーも見られます。
ちなみにAPMネコバスの運行コースは、ジブリパーク内の「もののけの里」から「どんどこ森」までの片道約10分の区間となるので、七国山病院へのお見舞いは残念ながら再現されていません。
そのほか印象的だったのは、「公道を走るクルマにもこんな可愛いデザインを採用したらいいのに!」というコメント。
たしかに可愛い路線のクルマといっても、その大半は丸みを帯びたデザインや車体の小ささ、ボディカラーにパステルカラーを採用している程度で、APMネコバスほどユニークなデザインのクルマを通常モデルとして展開しているメーカーは存在しないのが実情です。
APMネコバスはサイドにドアも窓もないオープンな作りとなっており、最高速度も19km/hしか出ないため、さすがにこのまま公道を走らせることは不可能ですが、デザインを取り入れた公道走行用車両があっても面白いという意見には、賛同するユーザーも多いのではないでしょうか。
※ ※ ※
2024年から運行を開始した、APMネコバス。
当初の発表では運行期間を2025年度までとしており、このまま予定延長がなければ2026年3月で役目を終えることになります。
まだ1年以上の猶予があるものの、気になった場合は早めに実車に乗ってみてはいかがでしょうか。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。