トヨタ新「プリウス」発表! パワフルな「ハイパフォーマンス」モデルのみ! 新機能「ジオフェンシング」がスゴイ「新モデル」仏国に登場
2025年1月29日、トヨタのフランス法人は「プリウス」の2025年モデルの発売を発表しました。どんな変更点があるのでしょうか。
革新的な技術を新採用
2025年1月29日(現地時間)、トヨタのフランス法人は「プリウス」の2025年モデルの発売を発表しました。

プリウスは、1997年にハイブリッド車のパイオニアとしてデビューし、以来トヨタを代表するグローバルモデルの1つとなりました。現行モデルは、2022年11月にデビューした5代目となります。
5代目プリウスのボディサイズは、全長4600mm×全幅1780mm×全高1420-1430mm。ボンネットからフロントウインドウまで一直線に傾斜した流麗なボディラインが特徴のミドルサイズセダン(5ドアハッチバック)です。
パワートレインは、2.0リッターおよび1.8リッターエンジンのHEV(ハイブリッド)モデルと、2リッターエンジンのPHEV(プラグインハイブリッド)モデルをラインナップしています。
なお、フランスでは2.0リッターエンジンのPHEVモデルのみが販売されています。
2.0リッターエンジンのPHEVのシステム総合最高出力は164kW(223PS)、EV走行モードでの航続距離はWLTPモード86kmと高出力・高効率を誇ります。
また、先代「プリウスPHV」が世界初採用したソーラー充電システムを継承。ソーラー充電システムの高効率化を図り1日あたり最大8kmのEV走行を可能としています。
今回、トヨタのフランス法人が発表したプリウス2025年モデルは、地理位置情報システム「ジオフェンシング」を標準装備しています。これはプラグインハイブリッドシステムと連携、エンジンの効率を最大化する革新的な技術です。
フランスには、大気汚染が懸念される人口15万人を超える全都市に「低排出ゾーン(ZFE)」と呼ばれる交通制限区域が設けられています。
プリウス2025年モデルは、クラウドと連携したカーナビが道路と交通状況を分析、ユーザーの通常の走行ルートと運転スタイルの継続的な学習と組み合わせて、次の低排出ゾーンに備えてバッテリー充電を最大化できるようにしています。
さらに、低排出ゾーン外を走行しているときにEV走行モードとハイブリッド走行モードを自動的に切り替え、低排出ゾーンに入ったときにEV走行を最大限にするようになっています。
また、スマートフォンアプリに組み込まれたデジタルキーシステムを新採用、最大5人がスマートフォンを介して車両へアクセスしエンジンをかけることができるようになりました。加えて、ワイヤレススマートフォン充電器も採用されました。
車両価格は、3万9400ユーロ(1ユーロ=158円の為替レートで約623万円)から4万7000ユーロ(同743万円)となっています。
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