高速道路を「トラック横並び完全封鎖」で渋滞…むかつく風景が日常茶飯事な「意外な理由」とは? ブチギレたら「免許返納」レベル! 思わぬ「うっかり交通違反」にも注意
新東名や新名神などの高速道路では、せっかく道路が片側3車線あるのに、大型トラックが3車線に横並びで走行する「トラック3ワイド」の状態を見かけることがあります。後続のクルマがトラックにせき止められて、クルマの流れが滞ってしまうこともありますが、なぜ起きがちなのでしょうか。
トラック車線横並び なぜ
新東名や新名神などの高速道路では、せっかく道路が片側3車線あるのに、大型トラックが3車線に横並びで走行する「トラック3ワイド」の状態を見かけることがあります。
後続のクルマがトラックにせき止められて、クルマの流れが滞ってしまうこともありますが、なぜ起きがちなのでしょうか。

トラックが3車線に横並び3ワイドの状態で走行し、後続車は追い越しができずせき止められてしまうことがあります。
並んだトラックには速度の差がほとんどないことから、しばらく3ワイドの状態で並走し続けることになってしまい、後続車は回避することができません。
3ワイドのトラックの後ろに連なるクルマはスピードを落とさざるを得なくなり、ほとんど渋滞のような状況が生じます。
このような状況が生じてしまうのには、トラックの特徴に要因があります。
一般的に、クルマは大きいほど急加速や急減速など「急」のつく動きが難しく、追い越し車線に移ってから急激にスピードを上げて短時間で追い越すのは困難です。
それに加えて、車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上の大型トラックには90km/hの「速度抑制装置」(スピードリミッター)の装着が義務付けられていることから、その区間の制限速度に関わらず、そもそも90km/h以上のスピードを出すことができません。
そのため、大型トラック同士での追い越しは、とてもゆっくりとした動きになりがちです。
それに加えて、慎重な輸送が求められる精密機器や壊れやすい物を積載していた場合、急な操作による荷崩れや荷物の損傷を避けるために、トラックのドライバーにはさらに慎重な運転が求められます。
こういったことから、追い越し車線に移動してからも急に速度を上げることができず、また元の速度に戻すために一気に減速することも難しいため、追い越しに時間がかかってしまうのです。
ちなみにトレーラーの場合、高速道路においては「一番左側の車線(第一通行帯)を走行しなければならない」と定められています。
もちろん最低速度(50km/h)に達しない速度のクルマを追い越す時や、道路状況によりやむを得ない場合は除きますが、あくまで例外です。指定された車線以外の場所を走行していると、「通行帯違反」として交通違反となってしまうため注意が必要です。
いっぽうで普通車であっても「追い越し車線を走り続ける」行為は通行帯違反に該当する可能性があります。通行帯違反は違反点数1点、反則金は普通車で6000円、大型車で7000円が科されます。
なお、「トラック3ワイド」に遭遇した時に、無理やり「路肩から抜いていく」行為は危険です。「通行区分違反」として、違反点数2点、反則金9000円(普通車)が科せられることになりますので、絶対にやめましょう。
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近年では高速道路の制限速度が見直され、110km/h区間や120km/h区間なども増えてきています。
これにより普通車と大型トラックとの速度差が大きくなることも考えられ、トラックの3ワイドに遭遇して不快な気持ちになることがあるかもしれません。
しかし、交通事故や違反を起こさないためにも、車間距離をしっかりと確保し安全運転を心がけることが大切です。
もし堪忍袋の緒が切れそうで、思わず「こいつらは社会にとって害悪だ。正義のために俺が何とかしないといけない」といった攻撃モードを自覚した場合、帰宅後すみやかに運転免許証を返納しましょう。
運送業界は自浄作用の働かぬクソのようや奴らの集まりである。一度業界ごと潰れて新たに生まれ変わることをお勧めする。
「俺らも改善したいとは思ってますよ?でも順番としては例のサンデードライバー達が走り方を改める方が先じゃん!そいつらが絶滅した暁には、俺らも改めるのもやぶさかではない」みたいなみたいなこと思ってない?消えてどうぞ。
「この国の物流を止められないのだから、まぁ速度違反者はイラつかせておけば良いさ」みたいなトラッカーが消滅すれば、一時の混乱あれどその後に良い世の中が来るので、てめえの◯んタマをテメェで踏み潰していなくなって下さい。
お前もシタリ顔で作文披露してんじゃねえよ「免許返納してください」とか良い御身分ですなクソライター。業界に通じてるなら改善しろ。車内外ドラレコ義務付けして「お茶入りペットボトル散乱問題」を解決しろ
言い訳代弁したい業界の御用ライターは要らん。業界として変わるか潰れるか速やかに選択しろ
まずはあんたが通販・郵便ゼロ生活をしてから物を言え。
コンビニ・スーパーなんかでの買い物でもルート配送以外の仕入れで大型輸送は使ってるから、それも使えなくなるね。
家庭菜園や自家農場・自家用車で現地買い付けでもいいけど、そう言った社会から隔絶された生活送ってから偉そうなご意見をどうぞ。
そもそも大型貨物自動車は追い越しのためであっても第3通行帯に出ること自体違反
第2通行帯に居座ることも違反
トレーラーに至っては最低速度に満たない車を追い越す場合や工事、事故等の車線規制以外の理由で第2通行帯に出てくることすら違反(追い越しも禁止)
免許を返納すべきは追い越し車線をノロノロ走っているトラックドライバーでは?
首都高速を除き大半の高速道路は3車線道路の第3車線は大型貨物車両は通行してはいけない標識が有るけどそれでもそんな事を無視する大型貨物車両の多いこと。酷いときは速度抑制装置を不正改造して100Km/hを越える速度で3車線目を爆走する白ナンバートレーラーも居たりする
3台横並び走行で渋滞はは仕方ないなどと言う前に3車線目走行は違反であるとしっかり書かんと駄目じゃないんか?
覆面パトカーも乗用車の速度違反ばかり捕まえないで通行帯違反のトラックをビシビシ捕まえて欲しい
渋滞緩衝車をしているのでは? 大型車は制限速度が厳しく、抜くにしても時間がかかるので、制限速度が速い車に後ろに付かれると気になってストレスだとトラックドライバーから聞いたことがあります。なので制限速度が同じトラックで縦につながって走ることがあるそうです(精神的に楽だから)。今回は横並びなので、追い越し中の可能性もありますが・・・
大昔、関越道の数キロ先が見える見通しの良い区間で、渋滞の最後尾が見えたのですが、後続のトラックが横並びでブロックするように低速走行をしていたのをバックミラー越しに見たことがあります。渋滞最後尾に追いつくのを嫌がっているように見えました。クラッチ操作が面倒なら横並びじぁなくても良いはずなので、車間を大きく取って渋滞の最後尾への到着を遅らせる『渋滞緩衝車』をしているのかなと。
JAFに実験動画があります。
大型が第三通行帯まで出てくるのは我慢しろって話ですよね。我慢出来ないなら免許返納しろって。傲慢が過ぎませんか?
まずはルールでしょ?
そういう事情があるのならなおのこと慎重に追い越しをする運転があってしかるべき。プロドライバーの矜持を見せるべき
この記事には強い違和感を覚えました。
「3ワイド」に不満を持つドライバーを一方的に感情的な存在として批判し、「そんなことで怒るなら免許を返納しろ」とまで書くのは、極端で乱暴な議論ではないでしょうか?
物流は社会にとって必要不可欠であり、トラックドライバーの負担を理解することも大切です。しかし、それと同時に、道路交通法や事故リスク、交通の流れ全体の観点からも公平に議論するべきです。
❶ 道路交通法と3ワイドの問題点
道路交通法第20条では、高速道路では車両は左側車線を基本的に走行し、追越しの際は右側車線を一時的に使用することが原則とされています。
また、新東名高速や東関東道の一部120km/h区間などでは、大型貨物自動車は通行帯が指定されており、最も右側の追越車線(第三車線)を走行することは禁じられています。
つまり、3ワイドが必ずしも合法でないケースもあるため、「文句を言う方が悪い」とする論調は正しくありません。
仮にトラックが長時間(「長時間の追越し車線走行」は、一般的に「2km以上」または「2分以上」とされるケースが多い。)にわたり第二・第三走行車線を占拠し続ける場合、これは『通行帯違反』に該当する可能性があり、違反点数1点、反則金6,000円が科されます。
❷ 3ワイドが引き起こす事故リスク
3ワイド状態が続くことは、重大な事故リスクを高めることが明白です。
① 「サンドイッチ現象」による追突・側面衝突のリスク
3台が並走すると後続車両の視界が塞がれ、急ブレーキ時に玉突き事故につながる危険があります。
② 合流地点でのリスク増大
合流地点で3車線が塞がれると、合流してくる車両が入り込むスペースがなくなり、急な車線変更やブレーキによる事故の発生リスクが高まります。
③ 高速道路での事故の重大性
高速道路の事故は衝突エネルギーが大きく、死亡事故につながる可能性が高いため、3ワイドの常態化は極めて危険です。
「物流のためには仕方がない」という考えだけでなく、事故リスクを冷静に考えることが重要ではないでしょうか。
❸ 3ワイドはどれほどのメリットを生むのか?
トラックが片側3車線の高速道路で、時速80km/hを90km/hで追い越しをした場合、100kmを移動するのにかかる時間の差は約8分20秒です。
この時間短縮が行程全体に与える影響はどれほどのものなのかを考える必要があります。
例えば、東京から大阪まで約500kmの距離を走行する場合、
• 時速80km/hで走ると約6時間15分
• 時速90km/hなら約5時間35分
一定時速走行での差は40分ですが、実際の走行では信号、渋滞、休憩などもあるため、全行程の運行計画により変わってくるので、到着時間の違いは、一概に結論は出せません。
一方で、3ワイド状態が発生すると、後続車両の流れが悪化し、逆に全体の輸送効率を下げるリスクがあります。
また、急なブレーキや車線変更を引き起こすことで、事故のリスクも増大します。
日本の高速道路は「全体のスムーズな流れ」を重視する設計です。個々のトラックのわずかな時間短縮が、全体の交通の流れの悪化や事故リスク増大を引き起こすのであれば、それはむしろ社会全体にとってマイナスではないでしょうか。
❹ 記事の論調の問題点
この記事は、3ワイドに不満を持つドライバーに対し、「免許を返納しろ」とまで言い放っていますが、これは極めて偏った主張です。
・高速道路のルールや事故リスクを考慮して不満を抱くことは、決して間違いではない。
・「3ワイド」による事故リスクや交通の流れの悪化を問題視することは、安全運転の観点から当然の主張である。
・「3ワイドを批判する人は悪い」と決めつけるのではなく、物流と交通全体のバランスをどう取るべきかを論じるべきではない。
そもそも、「3ワイドを容認すべき」という結論ありきで書かれている点に疑問を感じます。
ルールを守り、安全運転に努めるのは、トラックドライバーだけでなく、すべての高速道路利用者の義務です。
本来議論すべきなのは、「3ワイドが発生する現状をどう改善するか」であり、不満を持つドライバーを一方的に非難することではありません。
❺ 結論
・ 3ワイドが常態化することは、法律的にも、事故リスクの面でも、交通全体の流れの面でも問題がある。
・ 物流の重要性は理解するが、そのために他のドライバーの安全や交通の流れが犠牲になるべきではない。
・ 一部のトラックドライバーが追越しを急ぐことで得られるわずかな時間短縮と、全体の交通の流れの悪化や事故リスク増大を天秤にかけたとき、社会的なメリットはどちらにあるのかを考えるべき。
・ 「3ワイドに不満を持つ方が悪い」という主張は、道路交通法や安全性の観点からも不適切であり、冷静で公正な議論が求められる。
感情論ではなく、データと合理的な視点で議論を進めることを求めます。
よくよく注意して見ていると、片側2車線の場合、90キロ走行しているトラックが、やや遅いトラックを追い抜こうとする時、その先が緩やかな上り坂になっている時は追い越しをかけず、坂が終わってから追い越していくドライバーも多い。しかしそんなことはお構いなしトラックもいて、荷物満載だと2台横並びになってしまう。そんな後ろになった時はどのみち仕方ないので、走行車線でのんびり走るとストレスは逆に溜まらない。追い越し車線を積極的に走るほうが事故る危険性も高いし、100キロで走っていても必ず後ろから気が狂ったようにわざと追いついてくる輩がいる。基本走行車線で、むやみやたら飛ばす輩がいないことをよく確認してから、速やかに遅い車を追い抜く。これがいちばんだね。