「ギャーッ!」つまずいた! 夜の歩行者事故を防ぐ「画期的な対策」登場!? 斬新すぎる「車止め」が注目! 開発の理由とは
2025年2月7日から9日まで、毎年恒例のカスタムカーイベント「大阪オートメッセ2025」が開催されました。ド派手なカスタマイズカーの展示の脇で、LEDライトがカラフルに輝くド派手な「車止め」が出展され、来場客の注目を浴びていました。この光る車止めを設置するメリットは一体何でしょうか。
夜間でも目立つ! 発光式の車止めが開発された理由とは
大阪府八尾市でプラスチック製品を手掛ける「阪上工業」は、2025年2月7日から9日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された「大阪オートメッセ2025」に、高輝度LEDライトを内蔵した車止め「CAR STOP LUMIE(カーストップルミエ)」を出展しました。
ド派手なカスタムカーが並ぶ会場内でもひときわ独特なカラフルな光を放ち、来場者の注目されていました。

車止めには、クルマの侵入を防ぐための「車止めポール」や、駐車場の駐車位置の目安となり、駐車枠からはみ出さないようにするための「車止めブロック」がありますが、今回出展されたのは後者の車止めブロックに属するものです。
一般的に見かける車止めブロックはコンクリート製のタイプですが、その他にも金属製やプラスチック製などがあり、設置のしやすさや設置場所などに合わせて選ばれているようです。
今回展示されたCAR STOP LUMIE(LEDタイプ)は、ブロック自体がカラフルなクリア樹脂でできていて、全体がLEDライトで光るという個性的な製品に仕上げられていました。
上部に設置されたソーラーパネルに加えて、高輝度LEDが内蔵されており、駐車場に設置するだけで周囲が暗くなると自動的に点灯するようになっています。
以前より、車止めに反射板が付けられていたり、一部ライトが点灯したりするタイプは駐車場で見かけることがありましたが、このようにカラフルに全体が点灯するタイプは筆者(くるまのニュースライター YOKOHAMA)は初めて見ました。
そこで、車止めブロック全体が光る意味がどこにあるのかについて、会場の説明スタッフに話をうかがいました。
すると、夜間に飲食店などの駐車場を利用する際、お客様が車止めブロックに足を引っかけて転倒することを防いだり、街路灯などがない暗い駐車場の場合、駐車場を明るくしたりする効果があるとのことでした。
ソーラーの充電状況によって変わるものの、LEDの点灯は6時間ぐらい保つことができるとのこと。一晩中点灯し続けるのは難しいですが、24時ぐらいに閉店するような飲食店などであれば、充分使えるイメージとのことでした。
確かに筆者も、郊外のラーメン屋さんの駐車場で車止めブロックが見えずにつまずいて転びそうになったり、店舗から少し離れた駐車スペースで、街路灯がなく真っ暗で少し寂しい雰囲気を感じたりしたことがありました。
CAR STOP LUMIEを設置すれば、だいぶ改善されるのではないかと感じました。
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