スズキ新「アドベンチャーツアラー」発表! V型2気筒×リッターエンジン搭載でめちゃパワフル! 高次元の“快適性”を追求した「Vストローム1050」2025年モデルとは
スズキはアドベンチャーツアラー「Vストローム1050」と「Vストローム1050DE」の2025年モデルを発表しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。
高い快適性を備えたアドベンチャーツアラー
2025年2月10日、スズキはアドベンチャーツアラー「Vストローム1050」と「Vストローム1050DE(以下DEモデル)」の2025年モデルを2月17日に発売すると発表しました。

Vストロームシリーズは、かつて1988年に発売したビッグオフローダーバイクの名車「DR-BIG(DR750S)」のDNAである「クチバシ」デザインを継承し、アグレッシブで力強いスタイリングが特徴です。
ラインナップとしては、250ccクラス、650ccクラス、800ccクラス、1050ccクラスの幅広い排気量を揃えています。
今回発表された2025年モデルでは、EURO5+に適合するためマイナーチェンジが行われました。変更点では、燃費性能をわずかに向上させ、カラーバリエーションの変更、定価改定がされています。
Vストローム1050はオンロードでの快適な走行を重視したモデルであり、DEモデルは専用設計パーツを多数装備し、グラベル性能も強化したバリエーションとして位置付けられています。
外装デザインは、冒険心をかき立てるデザインが特徴的で、大型のウインドスクリーンや剛性感のある面で構成されたカウルが力強さを表現しています。
ハンドルには、テーパードハンドルを採用し、5インチのカラーTFT液晶メーターを採用し、視認性と情報量の充実が図られています。また、USBポートを装備しており、スマートフォンや機材などの充電が可能です。
足回りは、モデルによって特徴が異なります。Vストローム1050は、フロントに19インチ、リアに17インチのキャストアルミホイールを装備し、オンロードでの安定した走行を提供します。一方DEモデルは、前後サスペンションのストローク量を伸長し、ホイールトラベル量を拡大。フロントに21インチ、リアに17インチのスポークホイールを採用し、グラベルと路での走破性を高めています。
パワーユニットは、1036cc水冷V型2気筒エンジンを搭載。Vツインならではの低速域のトルクを維持しながら高回転域での伸びを実現させています。
燃費性能は、WMTCモードで19.4km/Lです。
機能系では、クルーズコントロールや双方向クイックシフトシステムなど、長距離ツーリングを快適にする機能が充実しています。また、DEモデルではスズキトラクションコントロールシステム(STCS)の3モードに加え、専用のグラベルモードが追加され、グラベル路での走行をサポートします。
カラーバリエーションは、Vストローム1050が「オールトグレーメタリック」「マットスティールグリーンメタリック」「グラススパークルブラック」の3色、DEモデルが「チャンピオンイエローNo.2」「パールテックホワイト」の2色。
2025年モデルの車両価格(消費税込)は、Vストローム1050が170万5000円、Vストローム1050DEが179万3000円です。
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■主要諸元(DEモデル)
・全長×全幅×全高:2265(2390)mm×940(960)mm×1470(1505)mm
・最低地上高:165(190)mm
・シート高:850(880)mm
・車両重量:242(252)kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:水冷4サイクルV型2気筒エンジン
・総排気量:1036cc
・最高出力:103PS
・最大トルク:97N・m
・燃料消費率
WMTCモード値:19.4km/L
・燃料タンク容量:20L
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