37年ぶり復活! トヨタ「カローラFX」がスゴい! 2Lエンジンにド迫力「巨大ウイング」×専用“スポーツサス”装備で超カッコイイ! 新たな「ホットモデル」北米仕様の特徴は
トヨタ「カローラ」の2025年モデルには、昔懐かしい車名が用いられたスポーツモデルがラインナップされています。どのようなクルマなのでしょうか。
37年ぶりに復活の「カローラFX」 過激な「走り仕様」
トヨタ「カローラ」は、日本だけでなく北米をはじめ、世界各国で乗用車の定番としてラインナップされています。
北米では2024年9月に年次改良を行い、最新の2025年モデルが登場していますが、かつてカローラに設定されていたスポーツタイプの車名を用いた新バージョンが追加されました。

1966年に登場後、カローラはトヨタだけでなく日本の国産乗用車を代表するモデルというポジションを担っています。高い信頼性や経済性、優れた実用性が世界中で評価され、定番車種として定着しています。
現行型は2018年に登場した通算12代目。新プラットフォーム「TNGA GA-C」の採用により、クルマの基本性能が飛躍的に向上したほか、デザインも若々しくフレッシュなスタイリングに変更。先進機能も強化しています。
北米でも定番車種として長らくラインナップされており、現行型では4ドアセダン「カローラ」「カローラ ハイブリッド」、5ドアハッチバック「カローラハッチバック」、5ドアスポーツハッチバック「GRカローラ」、5ドアSUV「カローラクロス」など多彩なバリエーションを誇ります。
このうちのカローラは日本仕様同等の4ドアボディですが、ボディサイズは全長4635mm×全幅1780mm×全高1435mm、ホイールベースは2700mmと、日本仕様車と比較すると140mm長く35mm幅広く、ホイールベースも60mm延長されています。
パワートレインは全車、日本仕様にはない169馬力と205Nmを発揮する2リッター4気筒「ダイナミックフォース」ガソリンエンジンを搭載。これにCVTを組み合わせ、駆動方式はFFです。
最新の2025年モデルでは、先進運転支援として最新の「トヨタ セーフティ センス 3.0」を採用。操舵アシスト付き車線逸脱防止や、運転状況の先読みアシスト「プロアクティブ ドライビング アシスト」などが追加され、安全性能が強化されました。
また、インフォテイメントシステムのディスプレイサイズも拡大し、ワイドな10.5インチモニターを搭載することで、利便性を高めています。
さらに、ラインナップにスペシャルグレード「FX」が追加されました。
FXスペシャルエディションは、主に専用内外装や足回りを装備したスポーティグレードですが、その名称は北米で1987年に登場した「カローラFX16」(日本名:「カローラFX」の2代目)から名称が取られたもので、37年ぶりの復活だとしています。
エクステリアでは、FX専用のアグレッシブな形状のリアスポイラーや大径18インチブラックアルミホイールを装着。かつて“ホットモデル”として支持されたカローラFX16を想起させる、非常にスポーティで刺激的なスタイリングを実現しました。
また、ルーフやエンブレム、ドアミラー、テールランプなどをブラックとすることで、精悍な印象を与えます。
インテリアではオレンジのアクセントステッチをあしらったグレーのスポーツファブリックシートを採用し、特別感とスポーツ走行時のホールド性能を高めています。
さらに、足回りには専用ローダウンサスペンションを特別装備し、クイックなハンドリングやシャープなスタイリングを実現しました。
加えて、専用チューニングを施した電動パワーステアリングを組み合わせるなど、走りにこだわったモデルとなっています。
カローラ 2025年モデルの北米での価格は2万2325ドル(約343万円)から2万8040ドル(約430万円)で、カローラFX スペシャルエディションは2万6650ドル(約409万円)です。
どうみてもカローラセダンだけど?