知らないと「免許返納」推奨!? 謎の「白地に青矢印」に“反響”多数! 「実は見たことない」「気づかず止まって怒られた」との意見も! 「一方通行」とは違う「ちょっと珍しい標示」に集まる意見とは
「白地に青い矢印」の標示板に対し、うっかり「一方通行」の標識と見間違えてしまう人がいるといいます。矢印が示す「意味」について、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
交差点の「青矢印」に「地元では見かけない」との声も
一方通行の標識によく似た「白地に青い矢印」の標示板が掲示された交差点があります。
免許保有者ならば知らないといけないはずの“矢印”ですが、SNSなどでは多くの意見が集まっているようです。
![「一方通行」とは違います! 「矢印標示」が示す意味とは[イメージ画像:写真AC]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250210_Traffic_Accident_Rule_001.jpg?v=1739165189)
矢印が表示された標識といえば、「青地に白い矢印」で矢印の方向にのみ進むことができる「一方通行」を示すものがあります。
しかしよく似た形で、白地に青い矢印という、一方通行の標識と色が反転したものも存在しています。
これは、正面の信号の灯火に関わらずいつでも左折ができる「左折可」を示しています。
左折可は、基本的に信号機によって交通整理がおこなわれている交差点に設置され、左折しようとするクルマがいる道路も、左折して進入しようとする先の道路も、それぞれ片側2車線以上あることが定められています。
ただ、設置箇所は都道府県ごとにも偏りがあり、例えば岡山県や奈良県などでは複数の交差点に設置されている一方で、まったく設置されていない県も存在します。
したがって、白地に青い矢印の標示板がある交差点では常時左折ができるものの、慣れないドライバーもいることを前提に、周囲をしっかりと確認し、安全に通行することを心がける必要があるといえます。
そんな矢印の標示について、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「そんなことも知らない人がいるのか」「知らなければ免許はとれませんよ」などの驚きの声でした。
しかし一方で、「初心者の頃(青矢印のある交差点で)止まってしまって、後ろからクラクション鳴らされたことがある」「(慣れない)他府県ナンバー車が気づかず止まっているのを良く見かける」とのコメントもあります。
また「地元にはない」「教本でしか知らない」「ある地域とない地域の差が激しい」など、実際のところ「見慣れていない」もしくは「見たことがない」とする意見もけっして少なくありませんでした。
さらに「場所によってわかりづらいところがある」と具体的な交差点名を挙げて指摘する声や、「曲がった先で一時停止を求められるところとそのまま曲がれるところ、先に横断歩道があるところと、地域差がある」と、曲がった先の対応がそれぞれ異なることに注意を求める意見なども見られました。
こうした戸惑いの声を反映するように、補助として矢印の標識の下に「左折可」と文字を加えて交差点もあるほか、一部では矢印信号への切り替えが進められているようです。
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