約250万円! 斬新「“2段ベッド式”プロボックス」初公開! 全長4.2m級「ちょうどいいサイズ」×3人寝られる「広々“屋根ウラ部屋”」でめちゃ便利! キャンパー厚木「パティック」幕張に登場

ルーフトップ部は「宣伝用パネル」としても活用できそう!?

 車中泊を一度でも経験した人ならわかると思いますが、ラゲッジにいざ就寝するとなった場合、それまで積んでいた荷物の移動先に困るシーンがあります。

 しかしパティックならこの広大なルーフトップがあることで、(2名以下の就寝なら)何も気にせずルーフトップに放り込むこともできます。

 キャンプや車中泊の旅は何かと荷物が多くなりがちですので、何も気にせず収納できるスペースがあるということはありがたいことです。

フラットな荷台にも就寝可能!
フラットな荷台にも就寝可能!

 ルーフを大胆にカットすることで、クルマの剛性は大丈夫なのかと心配になりましたが、担当者は次のように話します。

「ルーフトップの剛性はかなりあって、ルーフ全体を取り囲むように作ってあるので、剛性に関しては気になりません。

 実際この状態で走っていますが、何も問題を感じたこともありませんし、高速道路を走ってもびくともしません。プロボックスが本来持つ安定性などもスポイルしていません。

 そして燃費も大きく下がらないということにもびっくりしました」

 剛性の確保はもちろん、燃費にも大きな差が無いとなれば何も問題はなさそうです。

「問題があるとすれば今が無機質なカラーということでしょうか。

 流行りのアースカラーで塗ってあったり、前後バンパーをチッピング塗装したり、すこし車高を上げてもう少し大きいブロックタイヤを装着すればアウトドアでも似合うと思います」

 現状のノーマル然としたスタイルから、よりアウトドア感を足せば、もっと良い雰囲気になるかもしれません。

「ルーフに大きなスペースがあるので、本来の使用目的に合わせると、コマーシャルスペースとしても有効活用できます。

 面白い発想としては、『選挙カー』としても使えそうだなと思えました」

 使い方は貴方次第という売り文句通り、使う方によっていろいろ変化できるのもパティックの良さかもしれません。

 キャンピングカーらしいオプションとして用意されているのが、リアゲートを内側から開けられるようにした室内解除レバーと、ちょっとした荷物を引っかけられるバーだけ。

 確かにワンボックスの商用バンは内側からリアゲートの開閉ができますが、プロボックスではできません。

 そのための室内側から解除できるレバーは重宝しそうです。

※ ※ ※

 パティックの車両価格(消費税込み)は、247万1300円から。

 組み合わされるパワートレインは、ベース車同様に1.3リッターもしくは1.5リッターのガソリンエンジン、1.5リッターガソリンエンジン+モーターを組み合わせた「ハイブリッド」の3種類が選択できます。

 トランスミッションミッションは全てCVT(ハイブリッドは電気式無段変速機)となり、2WD(FF)を基本に1.5リッターガソリンエンジン車は4WDも設定されています。

 なおパティックは8ナンバーのキャンピングカー登録ではなく、ベース車同様の4ナンバー登録となります。

 どんな風にも使える「素材」として考えれば、これほど面白いベースはありません。あなただったらどのような使い方を考えますか。

[編集部注記:表記の一部に誤りがあったため、2025年2月21日に修正しています]

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