マジ最悪! 空いてるのになぜ「トナラー」現れる? どんな神経してるの!? あえて「隣に停める」のはワザなのか? 「ガラ空き駐車場」で起こる“隣人トラブル” 当事者はどう思ってる?

愛車を大切にしている人が忌み嫌う「トナラー」。トナラーする人はどういった考えを持っているのでしょうか。またどうやって対策すればいいのでしょうか。

ほか空いてるでしょ… 謎の「トナラー」なぜわざわざ隣に停める?

 大型ショッピングモールやホームセンターなど、広大な駐車場が用意されていて、なおかつ空いている場合、誰もいないところに愛車をポツンと停める人もいるかもしれません。
 
 しかし、そんなどこにでも停められる状態なのに、なぜか隣に停めてくる忌まわしき人を「トナラー」と呼びます。うまく回避する方法はないものでしょうか。

「ポツンと1台」停めたのに… [画像はイメージです]
「ポツンと1台」停めたのに… [画像はイメージです]

 ふだんピカピカにしている大切な愛車で買い物に行くのは気が引けるけれど、たとえば雨が降ったり、大きな荷物があるなど、やむを得ない状況になることがしばしばあります。

 近所のスーパーをはじめ、大型ショッピングモールやホームセンターの駐車場は多くの人が利用する分、できれば避けておきたいのが本音というクルマ好きも多いはず。

 というのは、駐車場では当て逃げやドアパンチ、いたずら、ショッピングカートの衝突など、さまざまなトラブルがあるからです。

 それでも行かざるを得ないとき、愛車を大切にしている人の多くは、店舗の入口から離れた場所に停めるなどの涙ぐましい努力をしているとお察しします。

 しかし、そんなこちら側の事情を察することもなく、他にも駐車できるスペースがあるにも関わらず「平然と」駐車してくる人がいます。

 それが、いわゆるトナラーと呼ばれるドライバーです。

「他にいくらでも停められるスペースがあるのに、なんでわざわざ隣に停めるんだよ」とブチ切れそうになったことが1度や2度はあるはず。

 このように、いくら自分自身が注意していても、相手がいる以上、回避するにも限界があるのが「トナラー問題」で頭の痛いところ。

 筆者(松村透)がある大型ホームセンターに行ったとき、トナラー対策で、広大な駐車場の誰も停めないであろうスペースにクルマを置いて買い物をしたことがあります。

 しかし用事を済ませてクルマに戻ると、隣に軽自動車が停まっているではありませんか。

 ほどなくしてそのクルマのオーナーが戻ってきました。

 努めて平然を装い「なんでわざわざ隣に停めるんですか」と尋ねてみたところ「隣にクルマが停まっていると目印になって停めやすいんだよね」と、予想外の返事が。

 さすがにそれ以上は聞けなかったのでここからは推測になりますが、どこに停めるか迷ったとき、クルマが停まっているのだから目印として隣に停めた。もしくはバックするときに、横にクルマがいたほうが距離感がわかって運転しやすい。

 あるいは、買い物に便利な場所(実際は不便であることが多い)と思ったのかもしれません。

 さらには、隣にクルマが停まっていると「何だか安心」するという、トナラー対策を講じるクルマ好きとはまったく真逆の心理が働いている可能性もあります。

 少なくとも、トナラーをされて「意図的に隣に停めて困らせてやろう」という気配を感じたことが比較的少ないと感じるのは私だけでしょうか。

 とはいえ、こちらからすれば気持ちのよいものではありませんし、ドアパンチでもされたらたまったものではありません。

【画像】「えっ…」 これがトナラーを防ぐ「方法」です! 画像で見る (23枚)

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