えっ!? 片方だけじゃダメですか? “2灯”光らないと「法律違反」な小さなライト! 注意しないと「罰金7000円」の可能性も! 「ナンバー灯」の重要性とは
夜間にナンバー灯が切れていることに気づいたらどうしたら良いのでしょうか。そのまま走行すると違反になる可能性があります。ナンバー灯の役割や違反リスクを再確認しましょう。
ナンバー灯は保安基準で義務付けられています!
夜間にクルマを運転していて、偶然自分のクルマのナンバー灯が切れていることに気づいたらどのように対応すればよいのでしょうか。
また、対応できないまま、走行してしまった場合、法律的にはどのような問題があるのでしょうか。

ナンバー灯は車両の保安基準で義務付けられている装置です。
道路運送車両法では、夜間や暗い場所でナンバープレートをしっかりと照らし、後続車や歩行者から視認できる状態を保つことが求められています。
これにより、他の車両や歩行者が車両を容易に特定できるため、交通の安全性を確保するための重要な役割を果たしています。
ナンバー灯が切れている場合、保安基準を満たさない状態と見なされるため、整備不良の一種となり、「整備不良尾灯等違反」に該当する可能性があります。
この違反は道路交通法で規定されており、警察官からの指導や罰金、違反点数が科されるケースがあります。
夜間(日没時から日の出までの時間)ライトが点灯していない場合は、整備不良となります。また、ナンバー灯のように2灯あるうち1灯が切れている状態でも適応されます。
これらの罰則は状況によって異なる場合がありますが、特に意図的な違反と見なされると重く扱われる可能性もあるため注意が必要です。
一方で、ナンバー灯が切れていることに気づかずに走行していた場合でも、整備不良に該当する可能性があります。
この場合、警察に指摘された際には注意や警告で済む場合もありますが、状況によっては反則金や点数の加算が行われることもあります。
「知らなかった」では済まされない可能性もあるため、定期的な点検が重要です。
ナンバー灯は車検時に確認されるポイントの1つですが、日常点検の中でも見落とされがちな部分です。
特に夜間の運転前には、ブレーキランプやウインカーと合わせてナンバー灯も点灯しているか確認する習慣をつけることが大切です。
ナンバー灯が切れていることに気づいた場合は、速やかに修理や交換を行いましょう。
交換は比較的簡単に行える作業であり、カー用品店やディーラーで対応してもらう場合、夜間走行は避けて、昼間の明るい時間に持ち込みましょう。
※ ※ ※
日本の道路交通法では、ナンバー灯が切れていても、昼間などライトが必要ない場面の走行であれば交通違反になることはありませんが、日没後のライトの点灯が必要な場面で点灯していない場合は「整備不良」として取締りの対象です。
この場合、違反点数1点と7000円(普通車)の反則金が科されます。
「…ナンバー灯は車検時に確認されるポイントの1つですが、日常点検の中でも見落とされがちな部分です。…」根拠は何でしょうか?