歌手・小林幸子さんの公式YouTubeチャンネル「小林幸子はYouTuBBA!!」が2025年1月5日に更新され、新年1本目となった動画で、スタッフが購入したという日産のスポーツカーが公開されました。
　
　30年以上前のネオクラシックモデルに対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。

　スタッフが手に入れたというのは、日産「フェアレディZ」の4代目モデル（Z32型）です。

　1969年に登場した初代フェアレディZ（S30型）からちょうど20年が経過した1989年7月にデビューしたZ32型は、これまでのフェアレディZの伝統を継承しつつ、先進的に生まれ変わったスタイリングと高性能なパワートレインなどを特徴とします。

　発売がバブル期のピークと重なったこともあり、400万円台と当時にしては非常に高価な価格帯にも関わらず大きな話題を呼びました。

　動画では、白いボディのフェアレディZが登場。1993年式で、かなり状態が良いクルマだといいます。

　詳細については語られませんでしたが、2by2（4人乗り仕様）のATモデルで、社外品のアルミホイールなどさりげなく細部にカスタイズが施された個体でした。

　Z32型を目にした小林さんは「なにこれ！」「かっこいい！」と興奮の様子。

　動画後半には事務所の周りを走行するシーンもあり、Tバールーフと呼ばれるオープントップを開け放った状態で、助手席に小林さんを乗せてドライブ。

　オーナーのスタッフは「当時乗りたかったスポーツカーのひとつ」「一度はZに乗りたかったなーと思って」と想いを語っていました。

　対する小林さんも「いくつになっても夢を追い求めていくという姿ってやっぱりいいなと思う」と、大いに共感していたようです。

　そんな懐かしいフェアレディZの姿に対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

　多かったのは「うわ懐かしい」「昔欲しかったなあ」「憧れでした」など当時を懐かしむ声で、なかには「僕も乗ってました」「諦めきれず10年後に中古で買いました」など、夢を実現した人も少なくありません。

　また「今でもたまに街で見かけると振り返ってしまう」「良い個体があれば欲しい」と、デビューから30年以上が経過した今もなお、Z32型は根強い人気を集めているようです。