クルマの「ガラス凍結」でも“お湯をかける”は絶対ダメ!! なんと最速「1分」で溶かす“スゴ技”が存在!? ガラスの霜を取る「超カンタンな方法」とは!

冬の早朝はクルマのガラスに霜が降りることがあります。そんな時、どのような手段を使えば安全に霜を取ることができるのでしょうか。

「お湯をかける」は絶対ダメ!!

 たとえ寒冷地でなくとも、冬の早朝はクルマのフロントガラスやリアガラスに霜が降りることがあるでしょう。
 
 そんな時、霜を溶かそうとして「お湯をかける」のは、ガラスが割れる危険性があるためNGです。
 
 では、どのような手段を使えば安全に霜を取ることができるのでしょうか。

ガラスの霜を取りたい!でも「お湯をかける」は絶対ダメ!!
ガラスの霜を取りたい!でも「お湯をかける」は絶対ダメ!!

 先に結論を言うと、クルマのガラスについた霜を安全に取るには、エアコンを使うこと。より正確には、エアコンの機能の一部である「デフロスター」を使うのが最適です。

 デフロスターとは、ダッシュボードの前部にある吹き出し口から出る暖かい風をフロントガラスに当てることで、霜を溶かしたり曇りを取り除く機能。完全にガラスが凍結している場合でも、デフロスターを作動させれば10分ほどで霜が無くなります。

 デフロスターを作動させるには、車内のエアコン操作パネルにある「扇形のマークに3本の波状の縦矢印」が描かれたスイッチを押すだけです。

 注意点として、デフロスターを使う際はエアコンのモードを「内気循環」にし、車内の暖かい空気を逃がさないようにした方が良いでしょう。

 デフロスターはフロントガラスのための機能であり、リアガラスについた霜を取るためには、「リアデフォッガー」という別の機能が存在します。

 リアデフォッガーは、リアガラスに埋め込まれた電熱線に電気を流すことで発熱させ、霜や曇りを取り除く機能です。

 リアデフォッガーを作動させるには、車内のエアコン操作パネルにある「正方形のマークに3本の波状の縦矢印」が描かれたスイッチを押します。

 上記のように、デフロスターとリアデフォッガーの作動スイッチのマークは似ていますが、最近の車種では「FRONT」や「REAR」と分かりやすく書いてあることも珍しくなく、どちらのスイッチがどのガラス用か分からなくて困る状況にはあまりならないでしょう。

 また、サイドミラー用のデフォッガーを搭載している車種もあり、そのような車種に乗っているのであれば、サイドミラーに霜が降りている場合も同じくデフォッガーを使いましょう。

※ ※ ※

 このように、クルマのガラスについた霜を安全に取るには、お湯などをかけるのではなく、エアコンの機能の一部である「デフロスター」や「リアデフォッガー」を使うのが最適です。

 そのほか、霜が溶ける約10分も待っていられないような緊急時には、カー用品店やホームセンターで販売されている「解氷スプレー」を使用するのが有効。

 この場合、なんと1分ほどで凍結を溶かすことが可能になりますので、万が一に備えて車内に常備しておくのも良いでしょう。

【画像】「すげぇぇぇ!!!!」 これが凍ったガラスを短時間で解かす「画期的な方法」です(23枚)

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1件のコメント

  1. デフロスターでワザワザ、エアコンを使う必要は無い!車の暖房はエンジンからの発熱を利用しているのたから。再度言うがデフロスターでワザワザ、エアコンを使うは間違いです。

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