トヨタのコンパクトSUV「ライズ」の一部改良モデルが2024年11月5日に発表されました。

　では、ライズはどういったユーザーから支持を得ているのでしょうか。販売店の担当者に話を聞きました。

　ライズは、ダイハツ「ロッキー」のOEM車として2019年11月にデビュー。国内でラインナップされるトヨタのSUVにおいて、もっとも小さいSUVです。

　ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと、5ナンバーのコンパクトな車体で、トヨタのSUVラインナップの中で最小のモデルです。

　一方、エクステリアは大型のフロントグリルや角張った力強いデザインなど、車両のコンパクトさを感じさせない存在感あるスタイリングです。

　インテリアはブラックを基調としたシンプルなデザインですが、各所にアクセントとしてレッドカラーが施され遊び心ある室内としています。

　また積載性の高さもポイントで、荷室は369リットルもの容量を確保。小型SUVとしてはトップレベルの広々とした荷室スペースを実現しています。

　パワートレインは、1リッターガソリンターボ、1.2リッターガソリンのほか、1.2リッターガソリン＋モーターの「e-SMART」を搭載したハイブリッド車の3タイプが用意されます。

　ライズのグレード展開は、ガソリン車に「X」「G」「Z」、ハイブリッド車に「G」「Z」を用意しています。

　駆動方式は、ガソリン車は2WD、4WD、ハイブリッド車は各2WDが設定されています。

　今回発表された一部改良では、リアのコーナーセンサーを2個から4個に変更されました。

　またコーナーセンサーの作動状況をメーター内に表示させる改良も加えられ、車両後退時の安全性が向上しています。

　新ライズの価格（消費税込）は、ガソリン車が180万700円から241万3400円、ハイブリッド車が226万3800円から244万2000円です。

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　販売店での反響について、都内トヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「ライズはトヨタの中でかなりコンパクトなSUVで、駐車場に停めやすく小回りがきくなど利便性の高さが人気です。

　サイズはコンパクトですが荷室は広々として、かなりたくさんのお荷物をのせることができます。

　ご支持いただく方はご夫婦の方やご家族さまなど幅広いですね。

　小さいお子さまがいるご家庭ですとスライドドアがあるクルマを好まれますが、中学生くらのお子さまがいらっしゃるご家庭だと『SUVテイストのクルマが良い』という方も多く、ご支持いただいてます」と話していました。