「クルマ盗まれた!」実はあなたの対策不足!? 盗まれやすい「地域と車種」も判明 恐るべき「ハイテク犯罪集団」の手口とは

まだある!驚きの「ハイテク自動車盗」の手口

 さらに最近増えているのが「CANインベーダー」という手口です。

まだまだ減らない自動車盗難の実態
まだまだ減らない自動車盗難の実態

 これはモバイルバッテリーのような小型の端末をフロントバンパーの内側などにある配線に接続し、「CAN」という車載システムに侵入することで、ドアロックの解除やエンジンの始動が可能となるものです。

 リレーアタックやCANインベーダーの手口は、犯罪グループが組織的に行っていることもあり、盗んだクルマは海外に輸出されたり、解体した他の車両と合体(ニコイチ)させて販売させたりする例があります。

 それではこういった最新の手口も含めて、クルマの盗難にはどのような対策をすればいいのでしょうか。

 まず、クルマから離れる時はわずかな時間であっても必ずロックをかけるのが、基本中の基本です。

 ほかに駐車中の対策としては、盗難犯に「このクルマを盗むには手間や時間がかかり、リスクが高い」と感じさせることです。

 例えば、自宅駐車場で保管している場合は、センサーライトや防犯カメラの設置のほか、シャッターやゲートを設置して施錠することが有効です。

 もう少し安価で手軽にできる対策としては、クルマそのものにロックを追加する方法で「ハンドルロック」や「ホイールロック」などがあります。

 ナンバープレートやタイヤ、ホイールなどの部品盗難には、盗難防止ナット・ボルトを使用してしっかりと固定するといいでしょう。

 また、リレーアタックに対しては、クルマのキーを玄関などで保管せず「電波を遮断できるケース」に入れて保管するというのも有効です。

※ ※ ※

 クルマが盗難に遭うと金銭的なダメージも大きく、生活も不便になってしまうかもしれません。

 盗まれないような対策を取るとともに、盗難に遭ってしまった場合に備えて車両保険に加入するなど、複数の備えをしておくことが大切です。

【画像】「えっ…!」これが「無残な姿になった盗難車」です!(15枚)

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