新型「高級スポーツSUV」発表も、いきなり「最終モデル!?」 2025年1月には生産終了! 何があった!? 斬新な「タテ目」採用した“超ワイドSUV”新型XT4とは!
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、米国の高級車ブランド「キャデラック」の新型SUV「XT4」を発売しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
新型「高級スポーツSUV」発表したのに生産終了へ!?
2024年12月3日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、米国の高級車ブランド「キャデラック」の次世代デザインを取り入れた新型「XT4」を発売しました。
新型XT4は、卓越した走行性能と個性的なスタイリング、そして先進のテクノロジーを融合させた、キャデラックが「ラグジュアリースポーツSUV」と定めるモデル。
ボディサイズは全長4605mm×全幅1875mm×全高1625mmと、ワイドかつスポーティなサイズ感です。
今回マイナーチェンジを実施したことで、フロントとリアのスタイリングが大規模に刷新され、最新モデルならではの新たなデザイン哲学を反映したエクステリアへと進化しました。
とくに縦型に配置されたLEDヘッドランプや水平基調のウィンカーランプが、暗い夜間にもキャデラックの個性を強く主張。
またグロスブラックで仕上げたグリルの中央には、長い歴史を誇るキャデラッククレストが輝き、見る者に重厚でスポーティな印象を与えます。
リアでは、縦型に変更されたリフレクターとバンパーによって視認性を向上し、視覚的にも安定感のあるデザインを実現。
新しい20インチダイヤモンドカットのアルミホイールも、新型XT4のスポーティさを際立たせています。
インテリアデザインも一新され、高品質なレザーやカーボン素材をふんだんに使用し、伝統を継承しつつもスポーティな空間を演出。
室内空間は広々としており、快適な乗り心地を提供します。
ラゲッジスペースも充実しており、リアシートを倒せば最大1384リットルの荷室空間が出現。
また、高解像度の33インチディスプレイやAKGの14スピーカーオーディオシステムを搭載し、快適で上質なドライブを実現します。
パワーユニットには、低回転域からの鋭いレスポンスを発揮しつつ燃費効率も向上した、最大出力230馬力・最大トルク35.6kg・mを発揮する2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。
トランスミッションは9速ATを組み合わせ、滑らかなギアチェンジを実現します。
駆動方式はツインクラッチAWDシステム(四輪駆動)で、トルクベクタリング機能によって精密なハンドリングを提供。
4つのドライブモードセレクターとアクティブスポーツサスペンションなど先進機能も搭載し、多様な路面状況に対応します。
安全機能としては、エマージェンシーブレーキシステムやアクティブセーフティを強化するリアカメラミラーを搭載。
このリアカメラミラーはデジタルミラーとしても機能し、広角な後方映像を表示することで視界を広げ、ドライバーがよりリラックスして運転できる環境を完成させました。
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この新型XT4の車両価格(消費税込)は790万円。納車は2025年初旬を予定しています。
なお、新型XT4を生産する米国カンザス州の工場は、今後EV(電気自動車)に移行するため、新型XT4も2025年1月に生産終了する見込みで、日本では今回のマイナーチェンジをもって最終モデルとなります。
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