レクサスの米国法人は2024年10月4日に、同社のスポーティセダン「IS」の2025年モデルを発表しました。
　
　そのなかの「IS 500 Fスポーツ プレミアム」グレードに新たに設定された特別仕様車「スペシャル・アピアランス・パッケージ」に対して、ネット上では多くの反響が集まっています。

　ISは、1999年に日本ではトヨタ「アルテッツァ」として初登場し、2005年のフルモデルチェンジでISとしてレクサスブランドに統一されました。

　現行モデルの3代目は2013年にデビューし、2020年には外観デザインを大きく刷新するマイナーチェンジが行われました。

　米国市場ではISのラインナップは豊富で、エンジン仕様に応じて複数のモデルが展開されています。

「IS 300」には2リッター4気筒ターボエンジン（最高出力241hp）が搭載され後輪駆動仕様。

「IS 300 AWD」には3.5リッターV型6気筒エンジン（最高出力260hp）を搭載。

「IS 350」と「IS 350 AWD」は同じエンジンを使用しつつ最高出力は311hpに向上。

　そして「IS 500」は、5リッターV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力472hpを発揮する高性能モデルとなっています。

　今回発表された2025年モデルでは、新たに「IS 500 Fスポーツ プレミアム」の特別仕様車「スペシャル・アピアランス・パッケージ」が登場。

　このモデルは鮮やかな「フレアイエロー」のボディカラーを採用し、19インチBBSホイールが装備されています。

　内装はブラックのNuLuxeトリムにスエードインサートとイエローステッチが施され、特別仕様のフロアマットやキーアクセサリーも付属します。

　全体で180台限定生産となり、2024年後半に発売される予定です。

　なお、IS 500 Fスポーツ プレミアム スペシャル・アピアランス・パッケージの価格は、6万8895ドル（約1041万6200円）です。

　そんな専用装備が多数装備されたIS 500に対して、ネット上では「映えるイエローもISに似合ってカッコイイね」「BBSのホイールいいなあ」「スポーツカーらしさが一気に出る」など、特別に与えられたボディカラーやBBSホイールが好評のようです。

　また「5リッターV8最高だ」「比較的小さめのボディに大きいエンジンはロマンある」「V8モデルは売っているうちに乗ってみたい」など、昨今ダウンサイジングや電動化のなかで大排気量のV型8気筒エンジンを継続している点に魅力を感じているユーザーも。

　ほかにも「この仕様で日本でも売ってくれればいいのに」「一度実車を見てみたいなあ」など、国内への導入を求める声も複数見られました。