日産「新型“8人乗り”SUV」発表! 旧車デザインד超タフ仕様”採用! 大排気量「V6」×9速AT搭載の“テラノ後継機”「パスファインダー」米に登場
北米日産が2024年10月10日に2025年モデルの「パスファインダー」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ロッククリーク仕様がカッコイイ!
北米日産が2024年10月10日に2025年モデルの「パスファインダー」を発表しました。
英語で「開拓者」や「先駆者」などの意味を持つパスファインダー、日本ではなじみのない車名かもしれませんが、1986年に日本で発売を開始した「テラノ」の輸出名として長い歴史を誇るモデルです。
日本では2002年に2代目テラノが終売して以降、姿を消してしまっていますが、パスファインダーとしてはその後もモデルチェンジを続け、現在は5世代目となるモデルが販売中となっています。
今回発表された2025年モデルは3列シートを備える最大8人乗りが可能なSUVとなっており、フロントには日産車であることが一目で分かる大型の「Vモーショングリル」を備えたほか、初代をオマージュする3連のスリットが与えられているのも特徴。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒エンジンに9速ATの組み合わせで、4WDモデルのほか、一部グレードには2WD仕様も用意されます。
そんな2025年モデルのパスファインダーの中でも注目なのが、よりタフでパワフルな4WD専用の「ロッククリーク」グレードが引き続き設定されているという点でしょう。
このロッククリークはオフロード向けにセッティングされた専用のリフトアップサスペンションを備え、足元にはビードロック風の加飾を備えた18インチのアルミホイールとオールテレーンタイヤを標準装備。
バンパーも下半分がブラックアウトされたワイルドなスタイルとなっており、アースカラーの「バハストームメタリック」との相性も抜群。ルーフには220ポンド(約100kg)の耐荷重を誇るチューブ式ルーフラックも装備され、ルーフトップテントなどの装着も可能となっています。
一方のインテリアはブラックを基調とした精悍なものとなっていますが、ステッチに鮮やかなオレンジが使われているほか、シートやセンターコンソールにもロッククリークのロゴがオレンジで施されており、特別感を演出してくれています。
また通常モデルでは3500ポンドとなる最大牽引力もロッククリークでは6000ポンドまで引き上げられており、エンジンパワーも通常モデルが284hp/259lb-ftなのに対し、295hp/270lb-ftへと引き上げられているのもトピックです。
さすがに全長約5000mm、全幅約1960mmとビッグサイズのパスファインダーだけに、日本への導入は難しいかもしれませんが、先日、エクストレイルの兄弟車であるローグにもロッククリークが設定されたので、せめてロッククリーク仕様だけでも日本に設定して欲しいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
8人乗り?今、少子高齢化の時代にそんな車需要はどれほどあるのか?そんなことすらわからない日産経営陣は辞めたほうがいい。
>北米日産が2025年10月10日に2025年モデルの「パスファインダー」を発表しました。
25年?
この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
アメリカとかではそういう風に言いますよ。