トヨタ斬新「クラウンミニバン」がスゴイ! 約2000万円の「豪華エアロ仕様」がカッコイイ! “存在感マシマシ”でギラギラな「モデリスタ」中国モデルとは?
2024年11月に「広州国際モーターショー2024」が開催されます。過去には日本の自動車メーカーも出展しており、なかでも昨年に披露された斬新な「クラウン ミニバン」ともいえるモデルが話題となっていました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
クラウンにミニバンあった!? ギラギラな豪華仕様とは?
2024年11月15日から24日に、中国・広州にて「広州国際モーターショー2024」が開催されます。
このイベントは毎年11月または12月に広州市で開催される自動車展示会で、例年自動車メーカーの未来を示唆するコンセプトカーや最新の市販モデルを披露する場として、クルマ好きを中心に人気を博しています。
日本の自動車メーカーも出展しており、なかでも前回の広州国際モーターショー2023でトヨタのカスタムパーツを手掛けるモデリスタが披露した斬新な「クラウン ミニバン」ともいえるモデルが話題となっていました。
そのクルマとは「クラウンヴェルファイア」の「BEAST RAZOR(ビーストレーザー)」スタイルです。
クラウンヴェルファイアはトヨタの中国合弁会社である一汽トヨタが2021年から販売を開始しているミニバンです。
日本で展開されている同社の高級ミニバン「ヴェルファイア」をベースにしながらも、中国市場向けに「クラウン」ブランドとして展開されています。
クラウンヴェルファイアの特徴として、内外装にトヨタの高級感を象徴する王冠エンブレムが配され、ラグジュアリー感が強調されています。
また、リアテールレンズの中央には“CROWN VELLFIRE”のロゴが際立つデザインとなっています。
価格もプレミアム仕様にふさわしく、最上級の「スプリームエディション(至尊版)」グレードは89万9000元(約1926万1000円)とされ、豪華さと価格の両面で他のモデルとは一線を画しています。
そんなクラウンヴェルファイアですが、モーターショーにはトヨタのカスタマイズブランドであるモデリスタによる専用エアロパーツが装備されたモデルが展示されていました。
クラウンヴェルファイアに用意されたモデリスタパーツであるBEAST RAZORスタイルは、フロントスポイラー、サイドスカート、リアスカート、ドレスアップマフラーなどで構成され、迫力と洗練さを融合させた外観を演出。
フロントスポイラーはフロント下部を延長し、メッキ加飾を施すことで存在感を高め、サイドスカートはボディの下部を引き締める役割を果たしています。
リアスカートにはブラックとメッキの組み合わせが採用され、幅広感が強調されるとともに、2本出しのドレスアップマフラーが特有の重厚感を与えています。
さらに、「クールシャインキット」と呼ばれるオプションパッケージも選択可能で、ボンネット先端やスライドドア、フェンダー、クオーターといった部分にメッキ加飾を施し、より洗練されたエクステリアを実現。
これらのパーツは日本のヴェルファイア用に展開されているパーツと共通しているものの、クラウンヴェルファイアには“MODELLISTA”のエンブレムがテールゲートに装着されており、専用モデルとしての特別感が強調されています。
なおモデリスタは中国市場において広州モーターショー2023が初の出展となりました。
中国市場においてもモデリスタが多くのファンを獲得し、高級感とスタイルを求めるユーザーに応えるブランドとなることが期待されています。
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