トヨタ斬新「“2シーター”シエンタ」がスゴイ! まるで動く「部屋」な“車中泊”仕様&「画期的システム」搭載! リラックスできてサイコーな「JUNO」とは?
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」は、ミニマムなボディサイズに5人及び7人乗れるシートレイアウトが魅力的です。そんななか、かつてトヨタは2人乗りのシエンタを披露していました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
まるでお部屋! 2人乗り仕様のシエンタとは?
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」は1人暮らし層やファミリー層など、幅広い世代から人気を得ており、日本自動車販売協会連合会が発表した2024年上半期の「新車統計データ 乗用車ブランド通称名別順位」でも3位(5万8645台)にランクインしています。
特にミニマムなボディサイズに、5人及び7人乗れるシートレイアウトが魅力的です。
そんななか、かつてトヨタは2人乗りのシエンタを公開していました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
そのクルマとは「JUNO」です。
同車はトヨタが2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023(以下JMS2023)」で披露されたコンセプトカーで、シエンタをベースに、車内空間をまるでオシャレな部屋に変えるという斬新なアイデアが盛り込まれた1台です。
JMS2023は、従来の東京モーターショーに代わる形で開催され、日本自動車工業会が「日本の未来を新しい仲間と共に創造する」場と定義。
今回初めて「キャンピングカーエリア」が設けられ、トヨタをはじめとする国内外の自動車メーカーが車中泊やアウトドア仕様のクルマを展示しました。
そのなかで、JUNOはユニークな存在として来場者の注目を集めていました。
JUNOでは、シエンタの後部座席空間をモジュール式の小型家具でアレンジすることが可能です。
例えば、ソファやテーブル、収納スペースといった機能を、好みに合わせて自由にレイアウトできます。
これにより、シエンタがドライブ先でのリビングルームや、簡易的なリモートワークの場として活用できるようになっています。
また、JUNOは車中泊にも対応可能な仕様となっており、車内をリラックススペースや仮眠場所として利用することもできます。
さらに「電子スクリーン」と呼ばれる窓ガラスの透過率を調整できるシステムも搭載。
このシステムはスマートフォンのアプリで操作でき、窓ごとに遮光レベルを変更することが可能です。
これにより、ドライバーや乗員が快適に過ごせるプライベート空間を実現しています。
シートレイアウトは2人乗り仕様となっており、後部座席に乗って移動する仕様にはなっていません。
そんなJUNOは移動手段としてのクルマにとどまらず、「クルマとともに暮らす」という新しいライフスタイルを提案しています。
ドライブ先で心地よい空間を作り出すことで、日常と非日常の境界を自由に行き来できるモビリティ体験を提供することを目指しているとのことです。
なお、JUNOはコンセプトカーとしての位置づけではありますが、トヨタの次世代モビリティのビジョンを色濃く反映しており、市販モデルとしての実現も期待されています。
JUNOがどのように進化し再び公の場に登場するのか、そしてもし市販化されたとしたら私たちの暮らしにどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目です。
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