マジ? トヨタがスゴい「現代版ハイラックスサーフ」初公開! 2ドア×斬新ルーフ仕様に驚き!? 未発売ベース車使った「TRD Surf」 数時間後に米国SEMAに登場
24年末に発売される「4ランナー」とは
ベースとなった6代目4ランナーは2024年末に北米で発売される予定で、すでに公式HPでその姿を見ることができます。
フロントデザインは人気ピックアップトラック「タコマ」に似ており、ボディも先代より3インチも幅広になっています。シャシーは「ランドクルーザー250」と同じTNGA-Fフレームは共用。脚周りも同モデルとほぼ同じものが使われています。
新型はラダーフレームとアッパーボディのクリアランスを従来型よりも多く取ることで、北米で人気の大径オフロードタイヤの装着が可能になりました。
メーカー発表では、ノーマル状態で265/70R18サイズのタイヤを履くことが可能なようです。
パワーユニットは、2.4L直4ターボエンジン(278馬力)と、これをベースにモーターと組み合わせたハイブリッドシステム(326馬力)の2種類。8速ATによって、ストレスのない加減速を味わうことができます。
駆動方式は標準グレードがパートタイム4WDで、一部上級グレードにはサブトランスファー付きフルタイム4WDを採用。
「トレールハンター」というオフロード仕様車には専用装備として、オフロードクルーズコントロールシステムが新採用されました。
また、「TRDプロ」「TRDオフロード」、そしてトレールハンターのフロントには、スイッチで断切できるリアデフロックを標準装備。
加えて、TRDプロとトレールハンターには断切可能なフロントスタビライザーバーが採用されています。
インテリアはN60系の雰囲気に原点回帰したイメージがあり、特にインパネ周りはN60系のそれに酷似しています。
昨今のトヨタ製オフロード車のネオクラシックなプロトコルに則したデザインと言えるでしょう。
インテリアでのトピックは、一部グレードにサードシートが復活しそうなこと。どのグレードに装備されるかは分かりませんが、米国メディア向けの試乗会では、サードシート装着車がお披露目されています。
またこのサードシートの採用により、従来型リアシートに採用されていたフリップ&フォールドの折り畳み方法は廃止。かつてのモデルで採用されていたタンブル式に戻ったようです。
今のところ新型4ランナーは北米のみの販売のようですが、日本でランドクルーザー250の人気が高いことを考えれば、“ハイラックスサーフ”再投入の可能性は十分にありえそうです。
日本市場向けとしてはエンジンや駆動方式、仕様が見なされるでしょうが、需要はあると思います。
そんな視点で改めて4ランナーTRDサーフコンセプトを見てみると、また違った興味が湧いてきそうです。
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