カワサキは2024年10月1日、ネオレトロバイク「Z650RS」に2つの新色を設定して発売しました。
　
　このモデルについて、早くも様々な反響が寄せられています。

　Z650RSは、軽量かつコンパクトな車体にパワフルなエンジンを搭載しており、かつて「ZAPPER（ゼファー）」と呼ばれたスポーツバイクからインスピレーションを得たデザインを採用したモデル。

　丸型ヘッドライトや砲弾型メーターユニット、ティアドロップ型のフューエルタンク、そして低くスリムなシートとテールカウルなど、ノスタルジックなシルエットに最新のテクノロジーを満載している点がZ650RSの特徴です。

　スチールで組まれたボディフレームは、エンジン自体も強度メンバーとして構成されており、カワサキ独自のトレリス構造を採用することで、剛性としなやかさを両立させています。

　パワーユニットには、最大出力68馬力・最大トルク6.4kgf･mを発揮する649ccの水冷4ストローク並列2気筒エンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッションを組み合わせます。

「Ninja 650」や「Z650」にも採用され定評を得ているこのエンジンの特徴は、低中回転域から豊かなトルクを発生させ、高回転まで滑らかに吹き上がる点にあり、さらにトラクションコントロール搭載によって安定したライディングをサポートします。

　この新型Z650RSの車両価格（消費税込）は107万8000円。最大乗車定員は2名です。

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　レトロなバイクならではの魅力と最新テクノロジーをあわせ持った新型Z650RSについて、SNSでは「こういうので良いんだよ！」「今回のカラーリングのおかげかな。いい意味で印象変わったね」「カワサキのレトロモデルはツボを抑えているから魅力的です」などの投稿が見られ、同車の肝である“旧車をモチーフとしたスタイリング”が好評を集めています。

　また、「この車重とこの値段を実現した650だからこそ価値あるバイクだね」「重くてパワフルなのは扱いきれないのでこれくらいの方が乗ってて楽しいよ」といった声もあり、“ちょうどいい排気量”である点も魅力として受け取られました。

　一方で、「懐古趣味なんだけど…何かが違う…」「水冷でもシリンダブロックにフィンは付けて欲しい」「リアサスペンションはツインショックじゃないの!?」「マフラーもレトロな形状にできなかったのかな」「なぜ2気筒なんだろう。絶対4気筒がいいのに」といった投稿もあり、各々が求めるレトロの姿の違いから、より深い“旧車感”を求めるコメントもありました。