最新「“2階建て”N-BOX!?」公開! 3.4m級で「4人寝られる」! スライドドアも超便利なキャンピング仕様! ホワイトハウスの「新モデル」が登場
ホワイトハウスキャンパーが「横浜キャンピングカーショー2024」にホンダ新型「N-BOX」をベースにした“2階建て仕様”を実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
ホンダ「N-BOX 2階建て仕様!?」登場!
オリジナルのキャンピングカーの製造・販売を手掛けるホワイトハウスキャンパーが、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で2024年9月14日より開催された「横浜キャンピングカーショー2024」に出展。
会場では、ホンダの「N-BOX」をベースにした2階建て仕様車を実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
愛知県に本社をかまえるホワイトハウスキャンパーは、1988年に設立されたキャンピングカーの老舗ビルダーです。
ラインナップには、トヨタ「ノア/ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」といったミニバンから、トヨタ「ハイエース」ホンダ「N-VAN」など、幅広いニーズに対応したキャンピングカーを展開しています。
なかでも今回展示された「N-BOXキャンパーNEO」は、最新型のN-BOXをベースにポップアップルーフを取り付けたキャンピングカー仕様車です。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1930-1955mm。ホワイトハウスキャンパーから2024年2月に登場したばかりのモデルだといいます。
最大の特徴であるポップアップルーフは、ガスダンパーにより簡単な操作で上下させることができ、ルーフベッドのサイズは、長さ1880mm×幅1020mm×高さ960mm。就寝定員は2名です。
開口は大きく、ベッドボードを跳ね上げると立って着替えることができるほか、チャック式の開口にて採光や風をいれることができます。
また前後の座席を倒しフルフラットにした上には、ホワイトハウスオリジナルの「エアベッド」を取り入れることで、最大4名の就寝が可能。
エアベッドのサイズは長さ1800mm×幅1100mm、厚み10cmで、コード式のエアポンプで空気をいれるだけと手軽な工程で展開することができ、ヘッドレストを外さずにエアベッドを置くことが可能となっています。
エアベッドについて担当者は、「使い勝手も良いので、ベッドだけで買っていかれる方もいますね。すでに他社の軽ワゴンに乗っていて、このベッドマットを使用しているというお客さまもいらっしゃいます」と話しており、エアベッド単独で使用するユーザーもいるようです。
グレードは、通常の「POP」をはじめ、「POP HOT Package」「HOT Package」の3種類が設定。「POP」にはポップアップルーフに加えLEDの室内照明が備わります。
POP HOT Packageにはエアヒーター、サブバッテリー(42Ah)、走行充電システム、室内ソケット、室内照明、全窓プライバシーカーテンが備わり、エンジンを切っても暖かさを維持できる機能が装備されます。
なお、HOT Packageにはポップアップルーフは装備されません。
ベース車は自然吸気エンジン車(2WD/4WD)、ターボエンジン車(2WD/4WD)から幅広く選択可能。車両価格(消費税込)は、234万7400円からです。
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N-BOXキャンパーNEOの反響について、担当者は以下のように話します。
「軽自動車で簡単に乗車定員4名が車中泊できるクルマがあまりないと思うので、そこがポイントですね。お客さまにもたくさんの反響をいただいています。
基本的に座席などはベース車のままなので、日常づかいでは他の軽乗用車のように気軽に乗ることができるのが強みです」
またホワイトハウスキャンパーのラインナップにはホンダ「N-VAN」も展開しています。2つのクルマを支持するユーザーの違いについても聞いてみました。前出の担当者は以下のように話します。
「2車種だと支持していただくお客さまは大きく異なりますね。
N-VANのほうがシンクやN-VAN専用の家具が備わっているので、キャンプメインなどがっつりアウトドアを楽しまれる方が選ばれます。
一方N-BOXはシンプルなつくりなので、カジュアルに車中泊を楽しみたいという方に選ばれています」
会場ではN-BOXのほかホンダ「ステップワゴン」「フリード」、また新開発となる電動ポップアップルーフを備えたスズキ新型「ジムニー5ドア」も並び、賑わいを見せていました。
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