アンダー60万円で「3人乗り」! 全長2.2mの「新型トライク」登場! 車検なし&車庫不要でめちゃ便利そうな「ビベルT」 販売店にも反響多数

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「乗りもの好き」から高齢者の「日常の足」にも大活躍

 神奈川県伊勢原市のバブルは2023年8月29日、電動モビリティ「VIVEL TRIKE(以下、ビベルトライク)」のラインナップに、最新の2024年モデルを9月15日に発売すると発表しました。
 
 すでに多くの反響が寄せられているといいます。

3人乗りトライク「ビベルトライク」
3人乗りトライク「ビベルトライク」

「ビベルトライク」は2023年から販売されている、前1輪・後ろ2輪のレイアウトを持つルーフ付き3人乗り電動トライクです。

 2人がけの後部座席やトランクを備え、高い利便性を確保するとともに、全長2250mm×全幅1020mm×全高1650mmと、非常にコンパクトなボディサイズで取り回しの良さも確保。実用性の高さが特徴の電動モビリティ(EV)です。

 2024年モデルでは、現行モデルの使い勝手の良さを活かしつつ、標準で1500Wのリードアシッドバッテリーを搭載し、最高速度45km/h以上、最大航続距離65kmを実現。2024年モデルでは航続距離とモーター出力をアップさせたハイエンドモデルを新設定しました。

 さらに、ヘッドランプ周りのデザインが変更になり、現行モデルの都会的なイメージよりも、アーバンミニタリーテイスト寄りの無骨ながら愛嬌のあるデザインへと変更されています。

 走行性能では高剛性のボディとディスクブレーキを装備したほか、また3輪の安定性を活かし、多少の悪路でも走行可能です。先述の通り、1500Wバッテリーを備えているため3人乗車でも坂道を快適に登れるといいます。

 免許は普通自動車免許のみで公道走行可能(3輪自動車扱いのため最高速度は60km/h)であり、車検や車庫証明も不要、さらにはヘルメットの装着も不要と、手軽さも魅力となっています。

 そして維持費も安く、電気代は80kmあたり100円程度で、ガソリン車に比べて圧倒的に高コスパを実現。

 有料道路の通行料としては「バイク」と同じ区分となるほか、側車付き軽2輪に分類されるので、各種税金などは250cc以下のバイクと同じ。自動車税は3600円/年、重量税4900円(初回登録時のみ)、自賠責保険も7100円/12ヵ月と非常にリーズナブルです。

 価格(消費税込総額・登録費用および陸送費用別)は59万円からとなっており、カラーバリエーションは4色展開(白・黒・グレー・赤)です。

 そんなビベルトライクですが、販売元のバブルによると最新の納期については1ヶ月〜とのこと。昨今の新車のように半年〜1年待ちといった心配はなさそうです。

 さらにビベルトライクTの担当者によれば「高齢者の方が日常の足として使いたいといった問い合わせも多く寄せられている」とのこと。

 都市部在住の方であれば、徒歩圏内にスーパーやコンビニ、そして病院があるのが日常かもしれません。

 しかし、地方在住の方のなかには、これらの施設に徒歩や自転車で行くには距離があり、バスも1日数本しか運行していないため、クルマが生活の足として必要不可欠というケースも珍しくありません。

 かといって、毎回タクシーで移動するにはコストがかかりすぎます。

 それならば「ネット通販で買えばいいじゃん」と思うかもしれませんが、便利なのは分かっていても、そもそも使い方が分からなければ何の役にも立たないのです。

 安全かつ、時には複数の人と相乗りできて、さらにはオプションのレインカバーを取り付ければ雨の日でも乗れる。

 ビベルトライクが、高齢者だけでなく、もう少し若い世代の方にとっても、クルマに代わる日常の足として重要な役割を担っていく可能性は極めて高そうです。

 また、予算と置き場所さえ確保できるのであれば、趣味としてビベルトライクを手に入れ、好みの仕様にカスタマイズするといった楽しみ方もありそうです。

【画像】カッコいい! これが高性能な「新型3人乗りトライク」です!(29枚)

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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