トヨタの“新”「アクア」がスゴい! 「小さな高級車」仕様の「新ラフィネ」設定! 上質ブラウン内装×斬新2トーン採用の「特別モデル」とは
トヨタの主力コンパクトカー「アクア」に上質な内外装を持つ特別仕様車が設定されました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
上質な内外装だけど実はお買い得
トヨタのコンパクトハイブリッドカーとして人気の高い「アクア」は、2011年に初代モデルが登場。
そして、2021年7月には現行型となる2代目へとフルモデルチェンジを果たしました。
引き続き5ナンバーサイズを死守したことで、コンパクトなボディサイズを求めるユーザーからの支持を集めたほか、バイポーラ型ニッケル水素電池を駆動用車載電池として世界初採用(一部グレードを除く)したことでも話題を集めました。
そんな2代目アクアは2024年4月に一部改良を実施するとともに、特別仕様車「Raffine(ラフィネ)」を設定しています。
このラフィネは上質感を高めた特別仕様車。“ラフィネ”のネーミングはフランス語で「上質な」という意味を持つ単語から来ており、そこからもキャラクターを窺い知ることができるでしょう。
ラフィネは通常のアクアのラインナップでは最上級グレードに位置する「Z」グレードをベースとしたもので、落ち着きと高級感を兼ね備えたブロンズ系のカラーがあしらわれているのが最大の特徴。
エクステリアでは、フロントグリルモールやアルミホイールがブロンズカラーに変更されていて、一目で特別仕様車であることが分かるものとなっています。
また、ツート-ンルーフが標準カラーとなっており、ドアミラーやアウトサイドドアハンドル、リアルーフスポイラーなどの各部も、ルーフカラーと共通の色となる点もラフィネならではといえます。
ボディカラーは「ダークグレー×クリアベージュメタリック」、「ダークグレー×アーバンカーキ」のほか、通常モデルには設定のない「ブラックマイカ×ダークグレー」の3色を設定(先に記載のあるカラーがルーフカラー)しています。
一方のインテリアでは、インストルメントパネル、フロントコンソール、助手席アッパーボックスのカラーも、外装と同じくブロンズメタリック加飾を装着。
エクステリアとも共通するデザインをまとい、より所有欲を満たしてくれるものとなっているのも、ラフィネの特徴といえるでしょう。
これだけでも十分特別感のあるラフィネですが、ブロンズメタリック塗装のサイドガーニッシュ、バックドアエンブレム、インテリアパネルエンブレム、ブロンズ系カラーのシートカバーとフロアマット、“Raffine”のロゴが映し出されるプロジェクションイルミネーションなどを販売店オプションとして用意。
さらに特別感のある1台へ仕上げることも可能です。
さらに、ここまでベース車から変更がなされているにも関わらず、価格はベース車と比較し、わずか7万4000円(E-Four)~10万2000円(2WD)高。
通常モデルはツートーンカラーを選ぶだけでも、5万5000円が発生しますが、これも含まれた価格となることから、特別な1台が欲しいという人にはかなり魅力的なものといえるのではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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