「スマホ」置くと違反なる? ナビ使用時の「ホルダー」設置でNGはドコ? 運転時に“スマホ見る!”行為が絶対ダメな理由とは
スマホホルダーを選ぶときのポイントは? 置く場所OKでも…運転中は見るのもNGなの?
設置場所次第では違法になるおそれがありますが、十分に気をつけて利用すればスマホホルダーを取り付けること自体は悪いことではありません。
そもそも、スマホホルダーは設置場所に応じて、複数のタイプが存在します。
その種類は大きく4つあります。
まずは、エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプです。これは吹き出しルーバーなどをクリップで挟んで固定するようになっています。
次はドリンクホルダーに装着するタイプです。センターコンソールに配置されているドリンクホルダーに設置して使用します。
収まりがよいのがメリットですが、一方でホルダーに塞がれることによってドリンク入れられなくなってしまうのが懸念点。
しかし、ものによってはドリンクも設置できるようになっているタイプもあるため、スペースに応じて選んでみるといいかもしれません。
そして、ダッシュボードに設置するタイプのものもあります。
この場合は、吸盤・粘着ジェルタイプになっているものが多く、簡単に取り外しができます。ただし、視界の妨げにならないよう、設置箇所には注意が必要です。
また、その他にも、シガーソケットに差し込むタイプもあります。
このように、スマホホルダーといっても豊富に種類がありますが、どのタイプを選ぶべきなのでしょうか。
スマホホルダーの選び方について、 関東にあるカー用品店の販売員は、次のように話しています。
「だいたいはクルマによって、取り付けしやすい位置というものがあります。
そのため、どのタイプがいいかというよりも、お使いのクルマに合わせて使いやすいものを選ぶことをおすすめします」
全てのドリンクホルダーが使えるクルマもあるようですが、基本的にクルマによって内装のインテリアが大きく異なるので、スマホホルダーを設置できる位置も様々。
そのため、自分のクルマの内装に合わせて選ぶのが良いようです。
そして、車内でナビなどのためにスマホを利用するときは、スマホの画面を注視し続けて「よそ見運転」になってしまうことがないよう注意しましょう。
運転中のスマホ使用については「運転中にスマホを手に持って通話する」行為は違反として広く知られています。
実は通話をしていなくとも「運転中にスマホを持って画面を注視する」ことも“ながら運転”と見なされます。
これの場合には「違反点数3点+6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金+1万8000円の反則金」が科せられることがあります。
さらに、スマホを保持しての通話や画面を注視したことによって交通事故を起こした場合は、「違反点数6点+30万円以下の罰金」が科せらる可能性も。
※ ※ ※
スマホホルダーは、フロントウィンドウやサイドウィンドウに設置することは禁止されています。
また、ダッシュボードの上も、場合によってはドライバーの視界を妨げるものとしてみなされかねないので注意しましょう。
スマホホルダーには様々な種類がありますが、クルマによって設置できる箇所が異なるので、それぞれのクルマの形状に合わせて選ぶことが大切です。
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