トヨタ「新型“スゴイ”ハイラックス」登場! 全長5.3mのゴツ顔マシン! タフな四駆「ハイブリッド」ドイツで実車公開
トヨタの欧州法人は2024年9月4日、ドイツ・ハノーバーでおこなわれる商業車や次世代輸送システムの展示会「IAA TRANSPORTATION 2024」に初出展し、新型「ハイラックス ハイブリッド48V」を実車公開します。
高い悪路走破性と環境性能を両立させたエコな「ハイラックス」
トヨタの欧州法人は2024年9月4日(現地時間)、「ハノーバー国際見本市会場」(ドイツ・ハノーバー)で9月17日から9月22日まで開催される商業車や次世代輸送システムの展示会「IAA TRANSPORTATION 2024」に初出展します。
トヨタはさまざまな商用車を展示しますが、なかでも四輪駆動の新型「ハイラックス ハイブリッド48V」の実車公開が注目されます。
ハイラックスは、1968年に誕生以来55年以上にわたって製造を続けるピックアップトラックです。
優れた耐久性や品質、信頼性などが高く評価され世界各国で広く販売されており、2100万台以上の累計販売台数を誇ります。
現行型ハイラックスは2015年に登場した8代目。新開発の足回りやラダーフレームを採用し、頑丈さや安全性、さらに乗り心地を改善しました。
スタンダード仕様、ヘビーデューティ仕様、コンフォート仕様と3タイプのサスペンション仕様が用意され、世界各国の使用環境にあわせた幅広いラインナップとしています。
エンジンやトランスミッションも新開発されたほか、世界中のあらゆる環境下でタフに使われるモデルとして求められるサービス性やメンテナンス性も向上しました。
そんなハイラックスは、2004年に一度日本での販売を終了しましたが、2017年からタイで製造される8代目の導入を再開しています。
日本仕様の搭載エンジンは、最高出力150ps、最大トルク400Nmを発揮する2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボで6速ATと組み合わされ、駆動方式はパートタイム式4WDのみの設定です。
いっぽう欧州では2023年12月、新たな環境対策モデルとして、新型ハイラックス ハイブリッド48Vを発表しました。
ハイブリッドシステムは、最高出力204hp、最大トルク500Nmを発揮するいっぽう、欧州の厳しい排ガス規制「ユーロ6」に準拠する2.8リッターディーゼルターボエンジンに小型モータージェネレーターを組み合わせ、減速時の回生エネルギーにより48Vリチウムイオンバッテリーを充電するものです。
バッテリーは最大12kWの電力と65Nmのトルクをモータージェネレーター経由でエンジンに送り、発進時などのエンジン性能をサポートします。
他のハイラックス同様にタフな走行性能にも配慮され、走行状況に応じた車両の総括制御をおこなう「マルチテレインセレクトシステム」を搭載するほか、バッテリーやDC-DCコンバーターなどの電装部品の防水強化などを図ったことで、渡河性能は最大700mmの深さまで対応可能としています。
ボディサイズは全長5325mm×全幅1900mm×全高1815mm。荷台の長さは1555mmで、最低地上高は310mm、積載量は最大1000kg。けん引能力は最大3500kgを誇ります。
外観はオフロードの力強さをイメージさせるようなタフなデザイン。いっぽう内装は、SUV同等の上質な仕上がりです。
衝突回避支援システムや車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロールなどの先進運転支援機能も充実しているほか、8インチスクリーンを介したコネクティッド機能などの最新装備も備わります。
新型ハイラックス ハイブリッド48Vは、2024年半ばから欧州の各国で順次販売が始まる予定です。
以前はあったエクストラキャブは売れないから生産しないのだろうけど、寸詰まりベッドのダブルキャブはどの角度から見ても野暮ったくて格好悪い。スクーターなら積めるだろうけど250㏄~クラスのバイクだと斜め積みしてゲートが閉まらない。一層の事、荷台に屋根つけて新型サーフとして販売した方が良いのでは。