突然…「ゴールド免許」剥奪? なぜ? 無事故・無違反でも「ブルー免許」格下げ!? 気をつけたい「うっかり失効」とは
あなたは大丈夫? 気をつけたい「うっかり失効」とは
うっかり失効とは「海外旅行に行っていた」「災害を受けた」「入院していた」などのやむを得ない理由がないのに免許証の有効期限が切れ、免許を失効してしまうことをいいます。
仮に免許更新でゴールド免許を取得する予定だった人がうっかり失効をしてしまうと、その後すぐに手続きをしたとしても、ゴールド免許は引き継がれずブルー免許になってしまいます。
「仕事や介護が忙しかった」「免許更新ハガキが届かなかった」などの事情は免許更新ができないやむを得ない理由に当たらないため、注意が必要です。
また、うっかり失効の状態で車両を運転すると無免許運転に当たることにも留意しておきましょう。
SNS上においては「ハガキが来なくてうっかり失効してしまった」「若い頃、仕事が忙しくて免許更新を忘れたことがある」といった声が複数寄せられており、うっかり失効は決して珍しくない状況がうかがえました。
もしうっかり失効をしてしまった場合、その後の手続きは失効後の期間に応じて2パターンに分けられます。
たとえば免許失効後6か月以内であれば本免許の学科・技能試験が免除され、適性試験に合格するだけで免許の再取得が可能です。
次に失効後6か月を超え1年以内の場合、適性試験に合格すればもともと取得していた免許に応じた仮免許証を取得できます。
ただしあくまで仮免許であるため、その後に本免許試験を受けなければいけません。
そして、うっかり失効後1年を超えると上記のような優遇措置はなく、一から免許を取り直す必要があります。
※ ※ ※
ゴールド免許の取得を目指すならば、最低でも5年間の無事故・無違反を守ることはもちろん、免許更新手続きを忘れないことが大切です。
定期的に免許証の有効期限をチェックするほか、免許更新ハガキが自宅に届くようきちんと住所変更の手続きをしておきましょう。
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