日産は2024年7月18日に「ノートオーラNISMO」をマイナーチェンジして発売を開始しました。

　ユーザーからは、どのような反響があるのでしょうか。

　ノートオーラNISMOとは、プレミアムコンパクトカー「ノートオーラ」をベースにしたスポーツモデルです。

　ノートオーラは2021年8月に「全く新しいプレミアムコンパクトカー」として登場し、上質な内外装と第2世代「e-POWER」を搭載したクルマとして注目されていました。
　
　その後、ノートオーラNISMOが追加設定されました。

　レースで培ったNISMOらしい空力技術を走行性能に反映させ、アイコンであるレッドアクセントを取り入れています。

　そして今回大きく変わった点は、ノートオーラNISMO初の4WDグレードが設定されたことです。

　新たに設定された4WDグレードは「NISMO tuned e-POWER 4WD」という名称で、標準モデルより出力・トルクを向上させ、前後の駆動配分に専用チューニングを施しています。

　また、NISMOの走行性能と空力性能を低下させないように、強度を確保しながら軽量化を図った「NISMO tuned e-POWER 4WD」専用デザインのアルミホイールも設定されています。

　ボディカラーは、NISMOロードカー共通のコミュニケーションカラーである「NISMOステルスグレー」をベースとした2トーンカラーをはじめとした、全7色展開です。

　エクステリアでは、フロントグリルが大きく変化し、冷却性能と空気抵抗の低減の両立を目指して、以前よりも隙間が特徴のデザインに変更されました。

　機能性では、運転席の標準シートにパワーシートを標準装備。さらに、NISMO専用チューニングのスポーツシートのオプションが選択可能です。

　他にも、ベースモデルにあった「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」をオーラNISMOでもオプションとして選べます。

　マイナーチェンジで初の4WDが設定され、走行性能や空力能力に工夫が施されたオーラNISMOですが、販売店にはどのような反響が集まっているのでしょうか。

　関東圏の日産販売店の担当者は次のように話します。

「たいへん多くのお問い合わせをいただいております。

　特にオーラNISMOに関しては、マイナーチェンジにより4WDグレードが設定されたことで、より多くのお客様から検討していただけるようになりました。

　他にはグリルのデザインが変わったり、オプションが増えたり、いい変化もありましたが、部品の生産などの影響でマイナーチェンジ前よりも若干価格が高くなってしまいました。

　また人気傾向については、NISMOステルスグレーのカラーが人気となっており、NISMOを購入する人はNISMOらしさを大切にしている印象です」

　関西圏の日産販売店の担当者は次のように話します。

「ありがたいことに多くのお問い合わせをいただきますが、最も多く反響をいただいたのは、初の4WDグレード設定に関することですね。

　4WDが追加されて、試乗で試していただいた方には『走り心地が気持ちいい』と走行性能を褒めていただく事が多いです。

　オプションの追加も増えまして、BOSEのスピーカーを選ばれる人も結構いらっしゃいます。

　納期は、現在契約していただけるとおおよそ10月初旬ごろになるのではないかと思います」

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　ノートオーラNISMOの価格は、2WDグレードが307万2300円から、4WDグレードが347万3800円からとなっております。