「軽でも4人寝れるのサイコー!」 ホンダ「2段ベッド 軽ワゴン」実車展示!? どのくらい快適?
軽自動車市場で人気なホンダ「N-BOX」。実はある工夫をすると4人で寝れる仕様になるといいます。
ホワイトハウスのN-BOXキャンパーはここに注目!
2011年のデビュー以来、軽トールワゴン市場で常に好調な売れ行きを見せているのがホンダ「N-BOX」です。
2023年10月には3代目モデルが登場していますが、デザインはほぼキープコンセプト。それだけ、完成されているクルマと言えるかもしれません。
N-BOXは車中泊ユーザーにも人気ですが、その快適性と利便性をさらにアップしているのが、ホワイトハウスの「N-BOXキャンパーNEO」です。
2024年2月に行われた「ジャパンキャンピングカーショー2024」で販売が開始され、こちらもベースモデル同様にヒット作となりました。
N-BOXキャンパーNEOの特徴は、同社が得意とするポップアップルーフが装着されていること。
上方に展開すれば、大人2名分の就寝スペースが瞬時にできます。
車内にはプライバシーを守れて断熱にもなるカーテンを標準装備。
オプションのエアベッドを使えば、シートの凹凸を気にすることなく快適に寝ることができます。
その上、ラゲッジスペースも使えるので、荷物の置き場に困ることがありません。
ポップアップルーフと車内空間を使えば、乗車定員4名分の就寝スペースができますが、2名で使えばさらにゆったりと車中泊ができます。
ちなみに、ポップアップルーフ装着のメリットは“寝る”ことだけではありません。
N-BOXは軽自動車の中でも、広い居住空間が特徴ですが、とは言っても限りがあります。
そこでポップアップルーフを上げて、床板を外した状態で使うと、軽とは思えない開放的な空間が誕生します。
車内に長時間いても圧迫感を感じることはありませんし、大人が立って着替えなどをすることもできます。
また、ポップアップテント壁面の3方をメッシュにしておけば、クルマの窓を閉め切っていても外部からの風を入れることができて、防犯上も安心。
さらにクルマをコインパーキングなどに駐めて、路上で行われるイベントをポップアップルーフ内から観覧する…などといった使い方をしているユーザーもいるようです。
これにサイドオーニングを装着すれば、オートキャンプ場やRVパークなどで過ごす場合に、さらに居住スペースを拡張可能。
ダイネットが付いていないモデルですが、本格的なオートキャンプを楽しむことができます。
ノーマルのN-BOXでも十分便利だとは言えますが、もっと便利に、もっと快適にクルマ旅をしたいユーザーは、1度このN-BOXキャンパーNEOをチェックするといいかもしれません。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
コインパーキングで駐車以外の利用は公式に認められているのですか?記事としてシレッと書いてるけど、社会的問題に成ることを危惧します。面白い記事だったら、何でも有りなんですかね?