トヨタ「新カローラ “スポーティ仕様”」登場! 精悍専用エアロ×「上質内装」がスゴい! 「走りの良さ」極めた特別な「ACTIVE SPORT」 どんなモデル?

乗用車の定番モデルとして長らく親しまれているトヨタ「カローラ」には、スポーティでスタイリッシュに仕立てた特別なモデルがあります。一体どのようなモデルなのでしょうか。

コダワリすごすぎる「スポーツ仕様のカローラ」とは

 トヨタ「カローラ」シリーズは、国内における乗用車の定番モデルとして長らくラインナップされています。
 
 そんなカローラの現行モデルには、ひときわスポーティでスタイリッシュに仕立てた特別仕様車があります。一体どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタ「カローラ ACTIVE SPORT」
トヨタ「カローラ ACTIVE SPORT」

 カローラは1966年に登場後、トヨタおよび国産車を代表するモデルとして長らく親しまれています。

 現行型は2018年6月に登場した12代目です。4ドアセダン「カローラ」と5ドアのステーションワゴン「カローラツーリング」に加え、5ドアハッチバック「カローラスポーツ」、ハイパフォーマンスモデル「GRカローラ」を展開しています。

 12代目では、プラットフォームに「TNGA GA-C」を採用し、ボディ剛性や走行性能を大幅に向上。内外装もスポーティなデザインに刷新し、若返りを図ったほか、先進運転支援「トヨタ セーフティ センス」を全車標準装備し、安全性能も高めています。

 これに加え、5ナンバーサイズの国内専用モデルで従来型(11代目)の4ドアコンパクトセダン「カローラ アクシオ」、5ドアコンパクトステーションワゴン「カローラ フィールダー」も継続してラインナップされ、多彩なバリエーションが販売されています。

 2022年・2023年では登録車(普通車・小型車)販売台数ランキングで2位につけるなど、現行型においても根強いシェアを獲得しています。

 そんなカローラですが、2024年4月にはカローラ/カローラツーリング/カローラスポーツそれぞれで改良が実施され、カローラ/カローラツーリングには特別仕様車「ACTIVE SPORT(アクティブ スポーツ)」が設定されました。

 アクティブスポーツは上級グレード「W×B」のハイブリッドモデルをベースに、特別な内外装や専用の足回りを装備し、スポーティな仕立てが特徴です。

 パワートレインはW×Bと共通で、システム最大140馬力を発揮する1.8リッターガソリンエンジンにモーターを組み合わせるハイブリッドを搭載。駆動方式は2WDと4WDが選択できます。

 エクステリアでは、フロント下部の左右にブラックのスポイラーを装着した専用バンパーを装着。ボディサイドにはアティチュードブラックマイカ塗装のドアミラー(ブラインドスポットモニター付き)、“ACTIVE SPORT”ロゴをあしらった同塗装のロッカーパネルを装着し、スポーティな印象を強めました。

 アルミホイールはW×Bとデザインは同一ですが、リムを切削加工し、ディスク面をピアノブラックにした専用品を装備。足元を精悍に引き締めています。

 また、ボディカラーには専用の「セメントグレーメタリック」を用意し、カローラツーリングではルーフやピラーがブラックとなる2トーンカラー(5万5000円)を設定。

 この2トーンカラーでは、Dピラー周辺部がブラックとセメントグレーのグラデーションのようなアクセントが施されていますが、これはマスキングによる塗装にするなど、詳細な仕上げにもこだわっています。

 走行性能では、電動パワーステアリングを専用ソフトで最適化を図ったほか、2WD車では専用スプリングとスタビライザー、新構造のショックアブソーバーを採用したチューニングサスペンションを装備するなど、操縦安定性と乗り心地を両立した味付けに変更。

 インテリアでは、グレーステッチを施し、合成皮革+ブランノーブ素材を用いた専用スポーツシートを特別装着。ヘッドレスト周辺の形状と肩部が張り出したことでホールド性が高まり、スポーティな雰囲気とドライビング時のサポート機能の両方を向上させました。

 さらに、インパネやドアアームレスト、センターコンソールもグレーステッチが施された合成皮革巻きとなり、“ACTIVE SPORT”のロゴがレーザー加工であしらわれるなど、内装も特別感をもたせたものとなっています。

 機能装備では、W×Bではオプションの10.5インチのディスプレイオーディオ&車載ナビ、デジタルキー、先読みエコドライブ、パーキングサポートブレーキが標準装備となっています。

 新アクティブスポーツの価格(消費税込)は、カローラが314万300円から333万8300円、カローラツーリングが319万300円から338万8300円に設定。

 なお、ベースとなったW×B(ハイブリッド車)と比較すると8~9%ほどの値段上昇となりますが、特別装備が多く採用され、さらに機能も充実したものとなっていることから、買い得感のあるモデルといえます。

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