マツダ新型「セダン」発表! “カチカチ”ボディ×後輪駆動の「マツダ6後継機」! “人馬一体”の走り極めた「EZ-6」中国に登場
マツダと中国長安汽車による合弁会社「長安マツダ」は2024年7月17日、新型「EZ-6(イージーシックス)」の生産を南京の工場で始めたと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
マツダの「新型セダン」登場!
マツダと中国長安汽車による合弁会社「長安マツダ」は2024年7月17日、新型電動セダン「EZ-6(イージーシックス)」の生産を南京の工場で始めたと発表しました。
EZ-6は長安マツダが開発・製造を行う新エネルギー車(EV、PHEV、FCEV)の第1弾。「長安マツダにとって新エネルギー車戦略を象徴する一台であり、南京の自動車産業が新エネルギー車路線に向かう重要な一歩になる」と同社はいいます。
ボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mm。日本でフラッグシップセダンとして販売されていた「MAZDA6(シックス)」より少し大きめで、事実上の後継モデルという見方もあります。
幅広いニーズに対応するため、EV(電気自動車)とPHEV(プラグインハイブリッド車)を設定。後者のPHEVはレンジエクステンダー(航続距離延長装置)と呼ばれる方式で、電池残量が少なくなると小型エンジンが発電機となって動き、電池に充電。“電欠”を防ぎ、航続距離を伸ばします。
ボディに占める高張力鋼材の割合は66.25 %に達し、そのうちルーフには世界最高強度の1500MPa級冷間圧延鋼板が使用されています。
超高剛性ボディとしたうえで、前後重量配分は50:50、後輪駆動を採用。素性の良さをいかして、マツダならではの「人馬一体」の走りを追求しています。
可変リアウイングを搭載しており、高速走行時に車両にダウンフォースを発生させ、より速く、より安定した走行を可能にします。
ダッシュボード中央の大型ディスプレイは14.6インチ。Qualcomm(クアルコム)社のスナップドラゴン8155チップを搭載しており、最先端のスマートドライブ、多彩なコネクテッドサービスを提供します。
17日に行われたオフライン式典の様子からも、その並々ならぬ意欲と期待が感じられる長安マツダの渾身作。価格は未定ですが、間もなく発売される見通しです。
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